2016美容矯正の大秘密(おば肌撃退大作戦)
質問者:ひろみYさん(京都府在住2014受講生)
勝山先生に質問です。
強いショックを受けた時に短時間で白髪が増えたり、急におばーちゃんのようになってしまうということを、時々耳にしますがなぜでしょうか?
質問の回答です
日本人の場合ですが、髪の毛は黒色が主体です。
その黒色はメラニン色素によるものです。
このメラニンは毛の毛母の色素細胞で作られてその皮質に含まれますが、そこにメラニンが入ってゆくのではなく、メラニンを含んだ細胞がそのまま押し上げられて、皮質を作るために皮膚にメラニンが残るのです。
通常は、遺伝や・高齢・ストレス等いろいろな原因でこの色素細胞にメラニンを作る力が無くなると白髪になってくる訳です。
貴女の質問のように、強い精神的なショックのために短時間で白くなるのは、決定的なエビデンス(証拠)はありませんが、突然のショックが原因して免疫細胞の活動に変化が生じたり、自律神経の乱れのために血液循環が悪くなって、毛の皮質細胞の緊張力が低下しもろくなるため、皮質内の間に気泡が入って起こると考えられています。
つまり、毛にメラニンはあるが入った空気のために光が反射されて銀色や白く見えるという訳です。
またさらに付け加えると、長期間、強いストレスを受けると、リンパ系の免疫細胞が髪の毛の毛球の毛母細胞や毛母メラノサイトを攻撃するため変性したり壊死するため脱毛が起こりやすくなります。
一般的によく知られている精神神経免疫学という学問では、精神的なストレスは脳の下垂体前葉―副腎皮質系(皮膚の真皮と関係する)と
交感神経―副腎髄質系(皮膚の表皮と関係する)を刺激するといわれています。
そもそも皮膚の発生学からいうと副腎皮質は皮膚の真皮(中胚葉)と同じもので副腎髄質は皮膚の表皮(外胚葉)と同じもので出来ています。
したがって、この関係からも解るように精神的なストレスは副腎を介して皮膚の両方に影響しています。
そしてこの副腎の刺激は体の免疫系機能の活動を変化させてしまうとされています。
つまりは日常のマイナス感情を引き起こす出来事(不愉快な事件・マスコミ等による過剰な個人批判・社会的な地位の喪失や事業での敗北・近親者との死別・離縁・離婚等)は免疫リンパ系を通じて感染症や内臓機能の低下をさせるということです。
ある時に突然起こるマイナスの予期せぬ驚きは、その後様々な表情に変化して行きます。
たとえば、突然起こる出来事でびっくりする驚愕反応を起こした時の後には、それを受けた本人の攻撃心を刺激すると、その後は嫌悪と怒りの感情が引き続き起こります。
それが脅威を感じるものであれば次に恐怖心が起こります。
ビックリするような驚愕反応は驚きを表わす最も極端な形の表情で「目をぱちくりさせ、頭は反り返り、唇は引込められ、跳躍するような動作」が伴います。
ある時に突然起こる桁外れのマイナスのショックな出来事で、感情は、驚愕―恐怖心―怒り―悲しみ―疲労感へと次々に連鎖して広がるかもしれません。
学問的に厳密にいうと感情の刺激の種類によって刺激を受ける場所(前頭葉・側頭葉・大脳の辺縁系等)が違いますが、
プラスの感情はオデコの前頭皮質の外側を刺激し、マイナスの感情はオデコの前頭皮質の内側を刺激するとMRI等の検査実験の結果ですでに証明されています。
また、それとは別のMRI検査の結果では、高い外交的な女性の健常者はプラス感情反応を示し、
神経症的傾向の女性は、マイナス感情反応を示したというデーターが出ています。
そしてさらに人の感情は、脳の左半球よりも右半球のほうが優位に反応するといわれています。
つまり感情による顔の表情の変化は右側より反対側の左側の顔面に強く現れるということになります。
たしかにそのような感情の時の人の多くの例では、その通りの顔のパターンを見かけます。
そして、そのマイナスの感情の変化の過程で、顔の表情はそれぞれ違った表情筋の組み合わせで緊張します。
ここで感情ストレスと顔の関係の一例をあげてみます。
例えば、恐怖を感じているときの左側の顔は、一般的に右側の顔に比べると眉は引き上げられ、反対側の右に引き寄せられて、驚きの時よりも眉と眉の内側が互いに閉じる様に引き寄せられます、左側の眉の外側の角は真っ直ぐになり、額に横切る水平のシワが出来ます。
口や目元はあまり変化がなく、普通の状態で眉だけがこの様に変化して緊張している場合は心の中の心配や懸念を意味しています。
恐怖の時には両目は見開いた状態になりますが、左側の上瞼は引き上げられ、目の虹彩の上に白目があらわれ、左の下瞼も緊張して引き上げられるため目の虹彩の一部を覆い隠すようになります。
また、骨格系と関係する部分の頭蓋骨では、心配性や不安やヒステリー状態時はアゴの口を開けるときに働く顎二腹筋という筋肉を緊張させ喉の舌骨周辺を緊張させます。
このときには口は開き唇は緊張して唇が後方にきつく引かれるようになります。
またその状態が慢性的になると怒りや恐れや緊張は側頭部の側頭筋を過度に緊張させます。
ここで、知識として重要なことは、顔の左・右では感情的なストレスは右よりも左の顔を刺激するということです。
また先ほどの、感情的なストレスでの免役細胞の変化や内臓の副腎との関係はミネラルの減少が起こるため下顎の細胞塩センサーの痛みとも関係しています。
例えば副腎皮質異常は左の第2臼歯の下の歯槽や下顎に痛みや腫れをもたらします。
この時不足する細胞塩は硫酸ナトリュームで顔の色つやを構成している濃いレモン色の色が消失してしまいます。
この人たちは感情的には過度に用心深くなり、危険や恐れを常に感じながら、びくびくしており、物事の決断に躊躇する傾向があります。
また、この人たちは日常生活で活気を失いがちで、前向きな人生の目標や計画や希望の考えから退き、考え方が消極的になりそれを自己の内面に閉じ困め、引っ込んでしまいがちになります。
また体では甲状腺機能亢進や子宮痙攣・子宮円索の痙攣・子宮広間膜などに問題が生じるとされています。
副腎髄質異常は下あごの中心部分と中切歯の歯槽に痛みや腫れをもたらします。
この時不足する細胞塩は、ヨウ化マグネシュウムで顔の色つやを構成しているアーバンブルーの色が消失してしまいます。
この人たちは、感情的には典型的な優柔不断であり、社会通念上すぐにやらなければならないことや賛否を決断しなければならないことを躊躇する傾向があります。
一般的には感情障害には体では胸部の大胸筋鎖骨部(胃の障害の原因で感情障害と関係する)が弱くなっていることが確認されていますが
この筋力が弱い場合は胃から十分な塩酸が分泌されていないだけでなく亜鉛不足も考えられます。
この感情障害と胃と関係するエクササイズとしては両手を前に出して親指を床方向に完全に向くように腕を内側(内旋)に回します。
その状態で左右両方の手の甲を付ける運動を繰り返します。
これを頻繁に繰り返すと良いでしょう。
またあまり一般に知られていませんが
皮膚の表皮と関係している副腎随質は左の足首の距骨の位置が関係しており
皮膚の真皮と関係している副腎皮質は右の骨盤の恥骨の筋膜と関係しています。
エクササイズとしては左足の足首を摑んで引き離し足を屈伸します。
朝・昼・晩出来るだけ回数を多く行う。
次に骨盤の恥骨上の右側に手の指の四指を押し込み一度深呼吸します。
次の息を吸うと同時に恥骨の上に置いた手を素早く離します。
朝・昼・晩時間のある時に出来るだけ回数を多く行う。
最後に肌質のくすみ・たるみ・しわの改善に必要なエクササイズを行います。
真っ直ぐに椅子に座り、舌を上顎の中の口蓋に動かし2本の前歯(中切歯)に付けます。
両手で目元や頬や口元に分けてパーツ別にタルミやシワを伸ばすように顔の後ろにリフトアップするように引き上げます。
そして口を塞いで鼻から息を吸い十分に胸を広げ息を止め10秒間保持します。
そして舌を前歯に付けたまま口から息を吐き出します。
朝・昼・晩時間のある時に出来るだけ回数を行います。