5月の美容矯正メッセージ

2017美容矯正の真理

質問者

 MIZUE-Fさん:広島県広島市(メイクアップアーティスト・美容矯正セラピスト)

 

質問文

こんにちは~

GWにまた整顔をさせていただこうと思っているのですが、初めてのお客様が頭が硬くて悩んでいたそうで、その原因がわかるかと問いあわせがあったのですが硬さの原因とかあるのでしょうか?

 

質問の回答です。

 

具体的にどの様な状態なのか分かりませんが、一般的にはスキャルプ帽状腱膜という筋膜の全体的な緊張があるのではないでしょうか。

頭皮は帽状腱膜と強固に結合しているため、頭が硬く感じるのかもしれません。

 この点について少し詳しくお話しします。

 美容師免許を習得されたときに学んでいると思いますが

 頭皮は複数の層に分かれており全部で5層になっています。

 1層目は皮膚です。

これは表皮と真皮の層です。

真皮までは血管が走っています。

発生学的には表皮は外杯葉(神経と同じもの)

真皮は中胚葉(筋筋膜・骨・軟骨・血液・子宮卵巣等と同じもの副腎皮質は中杯葉・副腎随質は外杯葉)でつくられています。

この関係で言うと精神的ストレスは神経と表皮と副腎随質に発生学的に関連し、血液や筋筋膜、骨格系は副腎皮質や真皮に関係することになります。

 2層目は緻密結合組織です。

この層は強靭でその下の帽状腱膜の層と1層目の皮膚を強く結合しています。その中を動・静脈と神経が走ります。

頭皮が切れたとき大量の出血が起こる場所です。

 3層目は帽状腱膜の腱膜層です。

この層は上の2つの層と強く結合してるため、上の2つの層と一緒に動きます。

この層には前には前頭筋と後ろには後頭筋がありますがこれらの筋肉は顔面神経に支配されており頭皮を動かしたり、額にしわをつくり、眉毛を上下に動かします。

これらの2つの筋肉の間にある筋膜の層を特に帽状筋膜とよんでいます。

この層の帽状腱膜は顔面の表情筋や側頭部の表層の頭頂側筋膜や広頚筋筋膜と繋がっています。

 また、この3層目が体からの骨格筋や関節の影響を直接または間接的に影響を受ける場所です。

 この層の帽状腱膜は足底腱膜と体の背面を通じてお互いに緊張して引きつけ合っています。

多くの場合、首から背筋・腰部・骨盤・股関節・膝関節・足首までの体の後ろの部分の姿勢はこの頭皮の帽状腱膜と足底の土踏まずの部分の足底腱膜のバランスで決まります。

頭が硬くなると感じることがあるとすれば、このルートのどこかの部分で硬くなっている部分があるか歪んでいる部分があると考えられます。

そのルートの途中で小指から肩甲骨を通じての上部の頸椎と手背から僧帽筋を通じて後頭骨部の上にある帽状腱膜へと緊張力が伝わることで頭が硬くなると感じるのかもしれません。

この3層目のレベルでの様々なアンバランスな緊張と弛緩が皮膚(skin)の老化以外の顔のたるみシワ、浮腫みの最大の原因と考えられます。

 4層目の層は疎性結合組織とよばれその上の3層目の帽状腱膜の層と一番下にある深層の頭蓋骨骨膜の間を緩やかにつないでおり上の3層がスムーズに動けるようにしています。

 

5番目の層は頭蓋骨膜で頭皮の最も深層にあります。

この部分は頭蓋骨に密着していますが頭蓋骨縫合部分には着いておらず離れています。

つまり縫合部分は骨膜により塞がれていません。

この1~5までの5層を通称スキャルプといいますが、

それは、それぞれの層の横文字の頭文字を並べて作った名称です。

 

  1. S:皮膚(skin)
  2. C:緻密結合組織(connective,tissue)
  3. A:腱膜層(aponeurotic,layer)
  4. L:疎性結合組織(loose connective,tissue)
  5. P:頭蓋骨膜(pericranium)

 

他に考えられるのは、喜怒哀楽による精神的な長期的な緊張の問題か一部の内臓機能の変調のからの反射による頭蓋頭皮への緊張や脳内の血圧や脳脊髄液の上昇が考えられますが、こちらは内科や脳神経外科の範疇に入りますので西洋医学の専門医にご相談されるとよいと思います。

このように骨格と直接関係ある頭皮と帽状腱膜レベルの問題が頭が硬く感じる原因でしたら、シンメトリー整顔で十分対応できます。

 

ご健闘をお祈り致します。

 

 

 

 

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