2025顔と身体の美容矯正エビデンス(evidence)
M’sWorks後藤Mihoの最新小顔解体新書第2話
神奈川県横浜市青葉区
院長 後藤ミホHA(オートクチュールアナリスト)本校授業アシスタント講師
正規認定分校:横浜美容矯正スクール学院長
全てのスクール授業実技指導方法が実践的できめ細かく・解説もわかりやすく論理的。
清廉で誠実な人柄から湧き出る独自の解説が正に本流の美容矯正講義で受講生に絶賛好評。
「肘が整うと、顔が変わる」
先月よりのコラムを担当させていただいております、後藤です。
2回目の今回は、肘が整うと、顔が変わる——
小顔エルボージョイントが美と健康に与える驚きの影響について、です。
顔のたるみ、ほうれい線、目の下のふくらみ、フェイスラインのぼやけ、、、
こうした“老け見えサイン”に悩んだとき、多くの人は
「顔の皮膚や筋肉が衰えているから」
「年齢のせい」と思い込みがちです。
けれど実は、顔のたるみや崩れの根本原因が、「肘の歪み」にあるとしたら?
身体のバランスは、部分だけではなく全体で成り立っています。
勝山式美容矯正では、“小顔になりたいなら肘を整えよ”という
新しい発想から生まれた最新の小顔施術があります。
それが「小顔エルボージョイント」です。
肘と顔。
まるで無関係に思えるこの2つが、実は密接に関係していることを、あなたはご存じでしょうか?
「肘は“美容”と“内臓”の交差点」
肘まわりには、上腕二頭筋・三頭筋、腕橈骨筋といった腕の曲げ伸ばしに関わる主要な筋肉が集まり、橈骨神経や筋皮神経などの大切な神経が通っています。
肘は日常動作には欠かせない関節ですが、その重要性についてあまり意識されることは少ないのではないでしょうか。
もし、肘関節が動かなければ、食事を口に運ぶことができず、ドアノブや蛇口を捻る動作もできず、髪を梳かすこともままならなくなります。
そして、これらの筋肉や神経の反射や伝達が弱まると、実はその筋肉に関連した内臓までも機能低下してしまうのです。
たとえば、上腕三頭筋(肘を伸ばす筋肉)の働きが低下しているとき、影響を受けるのは副腎や婦人科系(卵巣・子宮)です。
副腎が機能低下すれば慢性的な疲労感が抜けず、ストレスに過敏に反応するようになります。
また婦人科系への影響は、生理痛やPMS、更年期症状を悪化させる原因にも。
特に女性の場合、「二の腕のたるみ」は単なる見た目の問題だけではなく、婦人科系の機能低下のサインであることも多いのです。
また、上腕二頭筋(肘を曲げる筋肉)の反応が鈍っている場合は、胃や膵臓の不調にもつながります。
胃酸の過多・過少、胸やけ、消化不良、膵臓の痙攣様の痛み……。
消化器の不調が続けば、栄養吸収が悪くなり、肌のくすみや吹き出物、精神的な不安感まで引き起こします。
さらに腕橈骨筋(前腕をひねる筋肉)の不調は、肝臓や大腸の機能と関係があります。
肝臓がうまく解毒できなくなると、肌に赤みやかゆみが出たり、右肩が重くなったりします。
また、大腸の働きが落ちると、便秘・下痢の繰り返しだけでなく、女性ホルモンの分泌リズムにも影響。
更年期の症状が強く出たり、生理痛や周期が乱れたりすることも。
このように、肘関節まわりの機能が低下することで、見た目のたるみだけでなく、ホルモンバランスや内臓の不調まで引き起こすのです。
「肘が歪むと、どうなるのか?」
現代人の生活習慣を見てみると、スマホを使う時間、パソコンでの作業時間、食事中も含め、私たちは一日の大半を「肘を曲げた姿勢」で過ごしています。
この「肘の屈曲拘縮(自然と曲がった状態)」が長期間続くと、
関節を安定させている靱帯が硬くなり、可動域が狭まり、筋肉の動きも制限されていきます。
関節が拘縮し筋肉の動きが制限されると、筋膜の張力が落ち、姿勢バランスが崩れ、血流や神経の流れも滞ります。
肘周りの筋力の低下と連動して、関連する内臓の機能も低下してゆきます。
その結果として起こるのが、
・二の腕のたるみ、テニス肘
・猫背、巻き肩、ストレートネック
・頬のたるみ、ほうれい線、首のシワ
・子宮・卵巣機能の低下
・自律神経の乱れ、更年期症状の悪化などという、美容と健康の両面へのダメージ。
つまり、「肘を整えること」は、姿勢・表情・内臓・ホルモンの循環を回復させる鍵でもあるのです。
「靱帯と関節をゆるめて整える」
──筋肉を鍛えることだけでは届かない“美の根源”へ
私たちは「顔のたるみをとって引き上げたい」と思ったとき、表情筋のトレーニングなど、筋力を鍛えるということを試しがちです。
でも実は、筋肉を鍛えることだけでは顔は上がりません。
生体力学的視点では、逆に、関節が屈曲し筋肉が縮むこと(求心性の収縮)は、同じ側のその上にある支持組織のゆるみや皮膚のたるみにつながり、さらにたるみが目立ってしまうことにつながるのです。
それよりも大切なのは、関節の動きが安定する位置と靱帯や関節包などの支持組織の張力や柔軟性なのです。
関節を安定させる靱帯が正しく機能してはじめて、筋膜の張力が活かされ、顔や体が本来の位置に戻っていくのです。
関節の靱帯の歪みは
「蝶番の壊れたドアが傾いてうまく開閉できない」ような状態となって、見た目の問題だけではなく、必要な機能が正常に働けなくなることで、全身の不調にもつながってゆくことになるのです。
そこで勝山先生は、小顔を叶えるためにこれまで誰も美容のために意識してこなかった「肘」の重要性に着目されました。
そしてこれまでの美容の概念を飛び越え、全く新しい小顔アプローチとして
小顔エルボージョイントを生み出したのです。
「肘が整うと、顔が引きあがる」
──まるで魔法のような変化
実際に、小顔エルボージョイントの施術を受けた方には、こんな変化が現れています。
・頬に丸みと高さが戻った
・ほうれい線が薄くなった
・目がぱっちり開いて、目の下のたるみが消えた
・鼻の下と上唇の間が短くなって、若返ったように見える
・肌のトーンが明るくなった
・顎のラインがすっきりして、小顔になった実感がすごい
・姿勢が良くなり、肩の張りやこりが無くなった
・首が伸びて、バストアップした
・これまで色々な施術を受けても倦怠感が出たことがなかったのに、小顔エルボージョイントの施術後はずっと眠気が続き倦怠感もあったが、翌日は体が軽くなりとてもすっき
りしたこうした変化は、顔だけを触っても生まれません。
身体の深部、つまり肘という“隠れた起点”を整えたからこそ現れる、全身の調和の結果なのです。
美容の悩みは、ただ表面を整えるだけでは解決しない時代に入っています。
顔のたるみも、ホルモンバランスも、内臓の働きも、すべてはひとつながり。
その中心にあるのが、“身体の構造”を支える関節や靱帯、そして筋膜なのです。
「肘を整える」ことは、美容の入口であり、内臓の出口とも言えるでしょうか。
その両方に働きかける、小顔エルボージョイントは、
“見た目”と“中身”の両方を変えていく、これからの時代の美容矯正なのです。
この技術は、基本三科目を習得した後に初めて学ぶことができます。
勝山式美容矯正の基本的な技術と知識の土台があってこそ、小顔エルボージョイントの理論とその効果がしっかりと働くのです。
この即効性と、変化の大きさは、従来のお顔やボディの施術では変化を出しきれないと感じているセラピストの皆様、特にブライダル施術をしている方には垂涎の技術でしょう。
小顔エルボージョイント施術1回で小顔効果だけではなく、デコルテラインの美しさや気になる二の腕やネックライン、背中まですっきり見せることが可能になるのですから。
また、更年期以降の女性向けのケアをしたい方も、ほうれい線や目の下のたるみや腫れも薄くなり、立体的にお顔全体が整うとともに、体調ケアまでもカバーすることができるの
で、お客さまにとても喜ばれるでしょう。
女性にとって婦人科系の問題は年齢に関係なくお悩みの方も多いもの。
それが、肘への施術で、解消するとしたら。
セラピストとして、とても大きな財産となるのではないでしょうか。
美容・健康業界は、目まぐるしく新しいモノやコトで溢れています。
でも学ぶ技術や知識の背景に、しっかりとした土台がなければ、永続的な発展は難しいでしょう。
確かな理論と技術。そして、再現性の高さと安全性。
これまでさまざまな技術を学んできた私だからこそ、
勝山式美容矯正の素晴らしさに疑いはありません。
14年ほど前の、学び始めの頃の私は「胡散臭い」なんて言っていたけど、それもすでに笑い話。
こんなに確かな美容技術に出会えた私は、とても幸運です。
後藤ミホ