10月の美容矯正メッセージ

2025顔と身体の美容矯正エビデンス(evidence)

M’sWorks後藤Mihoの最新小顔解体新書第6

 

神奈川県横浜市青葉区

美容矯正サロン M’sWorks

院長 後藤ミホHA(オートクチュールアナリスト)本校授業アシスタント講師

正規認定分校:横浜美容矯正スクール学院長

全てのスクール授業実技指導方法が実践的できめ細かく・解説もわかりやすく論理的。

清廉で誠実な人柄から湧き出る独自の解説が正に本流の美容矯正講義で受講生に絶賛好評。

 

「クラニアルフットケア ― 足からはじまる、美容矯正の原点」

 

◎美容業界が見過ごしてきた「身体の真実」へのアプローチ

5月よりコラムを担当させていただいております、後藤です。

今月(10月)のメッセージでは、以前にも取り上げた、基本三科目のひとつ「クラニアルフットケア」〜一見シンプルな足の施術のようでいて、実は全身の構造と深く結びついた、極めて理論的な技術について、別の視点からその重要性をお伝えしたいと思います。

最近、美容やリラクゼーション業界では、筋肉や筋膜(アナトミートレインなど)へのアプローチに注目が高まっていますね。

勝山式美容矯正ではいち早く(30年前)から筋膜についても取り入れられていましたが、実はそのさらに奥深く、身体の動きの根源についても着目しています。

現在の美容目的の施術において、この部位の知識は手技療法では要となる重要な考え方になっています。

そして基本三科目に中では主にクラニアルフットケアーの中に、このことについての知識が隠されています。

それは欧米の理学療法など治療の世界では常識でありながら、美容業界ではほとんど重要視されてこなかった「関節包内運動(かんせつほうないうんどう)」という考え方です。

関節包内運動とは、全身の関節の包の中で起こる、転がり・滑り・軸回転といった無意識下の微細な動きのことを指します。

私たちが足首を曲げたり膝を伸ばしたりできるのは、この関節の動き(転がり・滑り・軸回転)がスムーズにバランスよく正常に働いているから。

つまり、関節包内運動こそが「身体のすべての動きの質を決める根本的な要素」なのです。

この円滑な動き(転がり・滑り・軸回転)がどこかで僅かでも滞ると、身体はそれを補うために別の部位を歪ませ、代償運動を起こします。

例えば、足首の関節包内の小さな“滑り”の乱れが、やがて骨盤、肩、頭蓋のバランスへと連鎖し、最終的には顔の左右差やたるみとして現れる――これが美容矯正で見る身体の真実です。

 

◎足の内側にある、静かな支点

 

例えば、踵骨の内側にある突起「載距突起(さいきょとっき)」。

この載距突起での距骨の滑りが滞ると、足部が内側及び外側に倒れ込み停止し、内反及び外反状態で固定してしまいます。それに伴って脛骨・大腿骨が内旋及び外旋、連鎖して股関節や骨盤の位置の乱れへとつながります。

この連鎖的に起こる股関節での関節包内運動の乱れにアプローチしているのが昨年発表された「小顔ヒップジョイント」です。

つまり、顔のたるみや歪みの要因の一つに、足の内側アーチの張力の低下が潜んでいるということもあるのです。

 

クラニアルフットケアでは、この距骨下関節を含む足根骨の滑りを整え、全身のアライメント(軸の通り)を根底から再構築していきます。

 

このように、筋膜の張力を整えて顔をリフトアップさせるには、大前提として「関節が正しく動く」ことが不可欠なのです。

 

この関節包内運動を円滑にするため、拮抗する筋肉のバランスや、靭帯のしなやかな伸び縮みを整えること。

 

この一見地味で、しかし根源的なアプローチこそが、全身の張力を最適化し、確実な顔のリフトアップへと繋がるのです。

 

この考え方は、基本三科目である「クラニアルフットケア」だけでなく、最新技術である

「小顔エルボージョイント」や「小顔ヒップジョイント」に至る、勝山式美容矯正技術の背景にあります。

 

◎小顔矯正セラピストとして成功するために必要なこと

 

「深い知識を理解していないと結果を出せないのでは?」

そう不安に思うかもしれませんが、大丈夫。

それこそが、勝山式美容矯正が他の美容矯正スクールと大きく異なる理由でもあります。

勝山先生が授業で常々伝えてくださることのひとつなのですが、

「難しい理論や知識よりも、まずはこの手のみでお客様に喜んでもらえる結果を出すこと。

それが最も重要で、求められていることだ」と。

 

勝山式美容矯正の技術体系は、スクールで学んだ技術を、学んだ通りに施術すれば、自然と身体の理に適った変化が起こり、お客様に満足いただける結果が出てしまうように、緻密に組み立てられています。

 

これは、スマートフォンの内部構造を知らなくても、正しい操作方法を学べば誰でも便利に使いこなせるのと同じです。

 

勝山先生が効果が実証された「有能なアプリ(=技術)」をすでに開発し、その最も効果的な「操作方法(=施術手順)」を美容矯正スクールの授業として落とし込んでいるのでアプリを一から開発する膨大な知識と時間を短縮して、その使い方をマスターすることのみに集中することができるのです。

つまり勝山式美容矯正を学ぶということは、最短であなたのセラピストとしての価値を最大限に高めてくれる、極めて有能なツールを手に入れることなのです。

 

あなたが美容矯正のセラピストとして輝くために必要なことは、何でしょうか?

 

それが見つかるきっかけとなりましたら幸いです。

 

後藤ミホ

 

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