7月の美容矯正メッセージ

2021顔と感情に関する美容矯正的究明

質問者:misa-uさん(東京都新宿区,美容矯正セラピス)

私も含めて、多くのお客様が生理周期に伴う苦痛で気分が悪くなり、イライラしたり怒りやすくなって、それが顔の表情に現れます。
それが回復するとまた気分がよくなり顔の表情も明るくなります。

この関連性を少し詳しく教えていただければ幸いです。

質問の回答です。

一般的に身体の何処かに問題がある時は苦痛を伴いそれは顔の表情に現れます。

人によっては、その苦痛を我慢して隠す場合もあるため
必ずしも、表情からだけでは真実の状態は分かりません。

一般的に顔に現れる苦痛の表情は
眉の内側の両端が上がり、引き寄せられます(皺眉筋の緊張)。
それと一緒に上瞼の内側の両端も引き上げられ、下瞼も盛り上がっている(眼輪筋の部分的緊張)ように見えます。

また、唇の両側も引き下げられているように見えます。(口輪筋、口角下制筋、下唇下制筋、オトガイ筋、広頚筋の緊張)

強い痛みがある時はさらに歯を噛みしめ(咬筋、側頭筋、内側翼突筋の緊張)てじっと息を止めることもあります。

通常、日常的に入ってくる否定的な情報や出来事に反応して怒り、嫌悪、悲しみ、驚き、不安等の感情が現れます。

また、身体の何処かに不調がある時にも苦痛と一緒に否定的な感情や同じ表情が現れます。
また、それだけではなく、
顔は身体の骨格筋の反射の影響を受けています。
一般的にあまり知られていませんが、
目元、頬、口元は身体の骨格筋からの神経受容器の反射(ストレスレセプター)をそれぞれのライン上に受けてしまいます。

例えば、肩甲下筋の筋力がアンバランスになると下瞼が盛り上がったり、たるんだりします。
棘下筋と小円筋の筋力がアンバランスになると頬がたるんだり盛り上がったりします。

頚椎の伸筋群の過緊張は法令線が長くなり口角は下がってしまいます。(神経受容反射刺激が上唇と頬骨筋の下方部分を直交するように横断するため)

この口角が下がってることと関係するのは頚椎の伸筋群ですが
この頚椎の伸筋群を利用して身体の色々な部分の状態をテストすることができます。

このテストは整形外科テストの

リンデル徴候と言われているテストです。

ベッド又は床に対して仰向けの姿勢になります。

その姿勢で両手を組んで頭の後ろに置きます。
できるだけ頭を胸に引き付けるように持ち上げます。

又は、椅子に座って姿勢を真っ直ぐにした状態で頭をできるだけ胸に着くように顎を引き下げます。

その時に首の右側だけに痛みがあれば

上部胸椎(胆嚢の問題と破壊的な感情)の問題があり、
左側だけに痛みがあれば上部腰椎(回盲弁の問題と疑い深い感情)の問題があることが分かりります。

もし両側の首に痛みがあれば尾骨と頭蓋骨に問題があります。

実は、この両側の痛みが今回の婦人科系の不調の時に現れることが多いようです。

つまり、この痛みには尾骨と尾骨筋(欲求不満、困惑、混乱の感情)が深く関係していることになります。

今回はこの尾骨筋と顔の関連性に焦点を絞って少し詳しくお話しします。

尾骨や尾骨筋は顔の歪みとの関係ではあまり取り上げられることがありません。

しかしながら、それは顔の輪郭や歪みと大きく関係しています。

尾骨と尾骨筋やその筋膜は骨盤底の肛門三角部分の形成に参加しています。

何かの理由で尾骨と尾骨筋の筋膜のバランスが崩れると骨盤底後方部の緊張力が低下します。

すると同時に座骨肛門靭帯の位置が変化して肛門後方部分のボウル状の形が変形してしまいます。

発生学的には骨盤底の次に顎の下の口腔底が作られます。

そのため、発生時の関連性から、顎から喉周りは骨盤底の緊張力に影響されることになります。

もしかすると、本当の二重あごのたるみの原因は骨盤底の緩みが関連しているかもしれません。

ただし、はっきりと確実に言えることは、

尾骨や尾骨筋の緊張が崩れると結果的に骨盤後方部が緩み殿筋も緩みお尻が垂れ下がってしまうことです。

この影響は多くの場合、腰椎部分の過剰な凹と背筋凸を引き起こしたり側彎の原因になったりします。

そして、頚椎部の過剰な進展による後頭部の過剰な緊張を作ってしまいます。

そのため、頭と顔は首に対して前方に移動するため、脊柱による十分な支持力を失い、顔は浮腫み、下に垂れ下がることになります。

尾骨は仙骨の下部と仙尾関節(半関節)を形成しています。

この仙尾関節は仙骨側は凸状で尾骨側は凹状になっており、その周りは前後左右の仙尾靭帯で補強されており、僅かな可動性があります。

実は、この仙尾関節の僅かな動きの制限が顔の歪みに深く関係しています。

脊髄硬膜の終糸は尾骨に付着しているためその部分の歪みや緊張は脊髄硬膜を経由して頭蓋骨に伝わってゆきます。

普段、この仙尾関節は基本的に排便や分娩の際に作用するように屈曲と進展の運動ができるようになっています。

実際にこの関節のうなずき運動の際には、仙骨先端の後方傾斜は尾骨の後下方への転位によって増強され延長されます。

これが、排便や胎児の頭の排出の時に骨盤出口部の前後径を増大させています。

尾骨筋は両側の座骨棘と仙棘靭帯の骨盤面から尾骨と仙骨下部の外側縁に付着しています。
その結果肛門の後方の形は三角形の形になります。
排便の間は肛門直腸移行部が下後方に動き、その時骨盤底は僅かに下降します。

糞便が肛門から現れると直腸の縦走筋と肛門挙筋(骨盤底筋)が肛門管を持ち上げ排便が終わると肛門と直腸は通常の位置に戻ります。

尾骨筋も骨盤底筋(肛門挙筋)と共に働き、骨盤底の後ろ側で肛門や周囲組織支持と緊張を保つ役割をしますが、排便後には尾骨を前方に引き肛門を閉じる働きを助けています。

この尾骨筋とその筋膜による支持力の低下は仙骨稜から座骨結節や股関節への筋膜へ伝わってゆきます。
それは、さらに仙結節靭帯の衰弱による尾骨の捻れや傾斜の原因になるだけではなく、
骨盤内臓の下垂の原因になります。

また、胸に重い石が載っているように
息苦しい状態を伴うことになります。

尾骨筋(混乱の感情)や梨状筋(嫌悪や頑固な憎しみの感情)の筋力バランスが崩れることで甲状腺のホルモンバランスも崩れるため感情的には疑い深く信用しない傾向になります。

また、尾骨筋の下にある仙棘靭帯の異常な緊張は平衡バランスを崩し身体が後方へ倒れる原因となったり、腰椎の回転性の側彎をもたらす原因になったりします。

また、この仙棘靭帯の衰弱は、
最終的に膀胱の支持組織の支持力低下や尿失禁を引き起こすることに関係します。

さらに連続している腹部の筋膜を経由して
関連している上部肋骨と胸骨の連結部の緊張が起こります。

それによる胸部での迷走神経や横隔神経の圧迫が息苦しさを引き起こし、これらの苦痛と共に感情的には嫌悪や憎しみの感情(自分の周囲の人々を憎む)が現れることになります。

そして、それは、最後に広頚筋の過剰な緊張による口角の下方への引き下げの原因となります。

このように考えると
顔の歪みや苦痛を伴う否定的な感情の問題は顔部分の問題だけではなく、肩、首、背中、腰の問題も含めて
顔から遠く離れた場所(仙尾関節、尾骨筋、骨盤底筋の構造の問題)が解決するまで続くことになるといえます。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください