6月の地球の太陽系の公転の関係で影響される臓器は盲腸と膵臓です。
盲腸と膵臓は体幹の筋の三角牽引反射のメカニズムで同じ影響を受けます。
盲腸は腰方形筋と知覚繊維がつながっており、この部位の情報は脳の赤核へ送られ筋の強度と細胞の質を感知する頭頂葉中部へ伝達されます。
この脳の中枢はわたしたちの毎日のストレスを処理するため体の筋肉の構成を調節しています。ストレスが長期化すると盲腸と関係する筋のエネルギーが減少し衰弱するメカニズムがここにあります。
また膀胱の筋力低下や膀胱壁の機能低下により下顎の歯槽下部に発熱が生じ顎関節障害が起こります。同時に起こる左の斜頸と右の顎関節障害、リンパ異常はこの部位と深く関係しています。さらに近位盲腸異常による便秘や十二指腸のpH上昇による消化性潰瘍が起こる可能性があります。
特にこの部位の異常は抑うつ状態を作り、環境変動への対応トラブル、体内機能の低下、エネルギー維持力の低下のつながってゆきます。
このタイプ筋骨格内臓機能低下による性格変化からの感情障害は「自分の周囲の人々や物事に憎しみを抱き、男女を問わずむやみに他人の持ち物を欲しがり、自分が持っていないという理由で自分以外の全ての人を非難する」傾向があります。
盲腸と関係する筋骨格異常のこの状態をチェックするには右足だけの片足立ちをし左足を腰の高さまで上げます。通常は骨盤の高さは立っている側より高くなるのが正常ですが、もし立っている側より低くなるようであれば立っている側の中臀筋が弱っていることと連鎖的にこの症候が起こるといえます。
また、下顎の右犬歯歯槽下部の痛みがあり、リン酸マグネシウムの細胞塩不足が発生します。一般的には赤身の牛肉が必要な食べ物になるでしょう。
膵臓の場合どちらかの片足を反対側の膝蓋骨の上に乗せた時、乗せた足の下肢(太ももの内側)前面に痛み(股関節屈曲筋)があれば機能低下が考えられます。右足太もも内側の痛みは同側の背中の広背筋に関係しこの筋力低下はインシュリンの分泌低下・消化酵素の分泌亢進を同時に引き起こします。また左足の場合はその逆の結果になります。
膵臓機能低下による性格の変化の特徴的な感情障害としては「神経質で批判的になり、些細なことで大声を出して他人を非難し、中傷する」ことでこのことが引き金になり反射的に声の威力が自分に跳ね返って自分自身の健康を破壊する傾向があるといえます。
また左右の目の大きさの違いが進みがちになり(小さい目の側の眼輪筋は短縮緊張で窪む、大きい目の側の眼輪筋は伸長緊張で腫れ上がる)、ほほ骨や目の周りの浮腫み、肌質の変化、後頭部の痒み、側頭部の頭痛、右鎖骨部中間部位の張り、二の腕の過敏は活力を調整する頭頂部の右側の頭皮にある固有受容器を破損し、脳内での活力コントロールが失われるため、活力亢進でヒステリー、活力低下で抑うつ状態になるかどちらかになってしまいます。