四月の地球と太陽公転の関係で云うと影響を受ける内臓は胆嚢と胃です。
特に胆嚢に気を付けるべきでしょう。
多くの感情的ストレスは胆嚢の機能障害をもたらします。
攻撃的な口論や批判を繰り返すようになり、性格の変化が起こってきたらその傾向があります。
また、不安、恐怖などは胃の多くの機能障害の原因です。
また、東北関東大震災の影響によって多くの人々が受けたストレスはこの臓器の活力を陰性エネルギーへと変換してしまいます。
地震、原発の影響で多くの人々の心は不安定になり心因性の筋骨格異常が起こります。
胆嚢の場合は右側の胸、背中、特に右肩甲骨の周囲にこりや痛みが起こります。
また右膝の裏側の痛み、凝りがおこり右親指と人差し指の間のてのひら側の水搔き部分に固い凝りの塊が必ず発生します。
胃の場合いは反対側の左になります。
顔の部分では喉や顎の下部分が全体的に腫れて浮腫みます。
これのメカニズムは恐怖や不安の状態に精神を安定する為に顎関節の機能が働き強く噛みしめることで体の防御態勢がとられると考えられています。この異常な緊張状態は喉や首の筋肉の凝りの原因です。
また、目の動きは首の付け根の筋肉と深い関係があるため、不安や恐怖時での目の動きは首の付け根の筋肉を過度に刺激しその部位に凝りを生じさせます。
また人間の体の姿勢保持の重要な中継地点が首の付け根で、多くの活力不足時の顎が前に出て背中が丸くなりお腹が張り出て足のふくらはぎが後ろに太くなる前傾脱力姿勢の原因の場所です。
この様なストレスによる障害と感情の安定にお勧めする自分で出来るケアーを教えます。
①耳の耳介の前方で片方の4指を揃え縦に1分間側頭部を擦ることです。この部位は胆嚢と胃と膵臓を同時に刺激活性化できる場所として知られています。
②左右の手の親指と人差し指の内側の付け根の水搔き部分をできるだけ強く1分間揉みほぐすと良いでしょう。
③歯の両側の小臼歯あたりに割り箸を挟み軽く軽く1分間噛むと歯槽受容器反射が起こり、胆嚢と胃と膵臓を刺激しますので行うと良いでしょう。