3月の美容矯正メッセージ

2015美人の証明(秘話

クスミセブンたるみエイト・しわナインメカニズムより

 

質問者        mitiko-Mさん(受講生)

 

質問1、目の下のクマは皮膚が薄いから目立つのか、それとも他の理由があるのか教えて下さい。

質問の回答です

 目の周りのクマは顔輪部の鬱血によるクマとそうではないクマに分かれます。

 マッサージ等のスキンケア―をすると消えるクマは眼輪筋部の鬱血によるものです。

 この場合、一般的には、日ごろの疲れや精神的ストレス、睡眠不足などで眼輪筋の筋力低下が起こり、眼窩内にある皮下脂肪が下眼瞼に吐出し、皮膚の下を流れる血液の循環が滞るために生じます。

 目の周囲は、皮膚が薄いために、そこにある滞った血液のその色が透けて見える訳です。

 一般的には、マッサージなどのスキンケア―を行った後に保湿剤等を補って皮膚に張りを持たせてやると目立たなくなります。

 ここでスキンケア―を行う上で注意しなければならないのは、顔の老廃物を運ぶ顔面の静脈には弁が無いためマッサージの方向を間違えると逆流したり排泄をしたりを繰り返されるために何時までたっても同じところに老廃物があるため上手く排泄されないということです。

 コスメ等で一般的に行われている多くのケスキンアーの仕方を見るとスライドの方向はかなり曖昧になっているようで効果的とは言えないようです。

 少し詳しくなりますが、下瞼の周囲のリンパと静脈の通路を解剖学的に調べると、静脈と同じようにリンパ液も耳の前にある前耳介リンパ節と下顎骨の下顎角にある耳下腺リンパ節と一部はアゴの顎下リンパ節に流入します。

 したがって、コスメやフェイシャル等で一般的にリフトアップする方向にスライドするのは厳密に云うと間違いであり、特に頬の頬骨からアゴの下顎枝と頬骨と上顎骨の縫合ラインから下顎角の前面に向かって斜め下方にスライドしなければ、顔面の静脈血やリンパ液は排泄できません。

 尚、栄養や酸素を運ぶ動脈の血液の流れる方向はこれとは逆方向になります。

フェイシャルケアーも体幹の循環と同じように、まずは先に静脈側に蓄積した老廃物を先に排泄しなければ、いくら動脈から栄養や酸素を送ろうとしても細胞が代謝の結果吐き出した老廃物がそこで蓄積していては肌には良い結果は生じません。

 この点から考えると、スキンケア―でのスライドの方向は静脈とリンパ液の流れる方向を重要視しすべきであると考えます。

 また、クマと関係ある下瞼の周囲の静脈の血液は顔面横静脈という血管によって耳の耳介の手前に運ばれた後でアゴの耳下腺内に運ばれるルートと他に、眼窩の下にある眼窩下静脈という血管によって運ばれるルートがあります。

 このルートからの静脈の血液は、眼窩内の下部から眼球の疲労物質を運んだあとで、私たちが普段、物を噛むときに働く内側翼突筋という筋肉とアゴを突出したり横に動かす時に働く外側翼突筋という両方の筋肉に挟まれるように形成されている網の目状の静脈叢(翼突筋静脈叢)に流入します。

 顔面の頬から斜め下の耳下腺に向かう顔面静脈の途中でも口角の近くでこの静脈叢に流入するルート(深顔面静脈)があります。

 つまり、顔面の瞼や頬や鼻の周りの老廃物は、いきなり、全てが顔面静脈に運ばれるのではなく、物を噛んだり食べるときの咀嚼時に使う筋肉やアゴを動かす時に使う筋肉に挟まれるような状態で刺激を受けているこの静脈叢に吸収されてから最終的には首の内頸静脈で顔面静脈から運ばれた血液と合流してから体の中心の静脈に送られます。

 先ほどもお話ししましたが、顔面全体についても同じことが云えますが、大切なことは、クマの出来ている原因の部位でのケアーは動・静脈の血管は同じ様に並んで走行していても、流れる方向は、それぞれ反対の逆方向であるということを理解してケアーそすることであり、動脈血の流れる方向と静脈血の方向を混同しないことです。

 

 

 質問2、目の下のたるみの大きさでパンパンに張って金魚みたいになってしまう理由を教えて下さい。

 

質問の回答です

 

基本的な原因としては質問1での回答と同じです。

 ただ少し詳しくお話しすると、眼瞼を構成している各層は表層から順番に皮膚、皮下組織、骨格筋(表情筋)、眼瞼隔膜、瞼板、結膜の順番に重なっています。

ただし、上眼瞼は下眼瞼より2つ多く筋肉が付いています(上眼瞼挙筋・上瞼板筋)。

 眼瞼部は、まばたきや眼球を前側に突出しすぎないように支えるために中心から左右に水平に張りのある状態で靭帯で引かれています。

 内側は、内側眼瞼靭帯という靭帯で、上アゴの上顎骨についており目の内側にある前頭突起というところに付着しています。

 外側は、外側眼瞼靭帯という靭帯で付着部の骨は、ほほの頬骨です。

 眼瞼の皮膚は、丈夫なものではなく薄い皮下組織の深部に眼輪筋の眼瞼部があります。

そこから眼瞼周囲に大きく広がったところが、クマの関係する眼輪筋の眼窩部です。

 眼輪筋の眼瞼部の深部には、眼瞼隔膜と云う眼窩を構成する骨の骨膜が伸びてきており、上瞼は上眼瞼挙筋という筋肉に付着し、下瞼は瞼板と云うところに附着しています。

 クマの出来る形について、美容矯正の立場からいうと、眼窩を構成しているこれらの頭蓋骨の骨の骨膜から伸びている眼瞼隔膜の引き合ったり張り合う緊張の状態が重要と考えられます。

 つまり、何だかの理由で顔面に歪みが生じると、上眼瞼・下眼瞼の隔膜の張力に違いが生じてしまうためにゆるみや歪みが生じ共に左右の目や眼輪部の印象が変化してしまうからです。

 繰り返しになりますが、瞼を解剖学的に観察すると左右では内外の眼瞼靭帯が横から引き合って、上からは上眼瞼挙筋腱が上瞼を吊り上げています。

 一方で下瞼は瞼を引き下げる腱や靭帯はありません

 この眼瞼隔膜の構造の関係や、さらには下瞼では重力の関係からもたるみやすい構造と云えます。

 上あごの上顎骨とほほの頬骨の縫合ラインや眼窩下部の形を見ると、下瞼の眼窩隔膜は明かにの付け根から頬骨の方に向かって斜め下方に膨らむ形になっています。

 その形状は、丁度、下瞼の外側の頬骨側の上に、イルカの頭があり、眼球の中心がある上顎骨と頬骨の縫合のある中間あたりにがあり、目の内側や鼻の付け根側にがあるような状態で、イルカが横たわっているような形に見えます。

 クマが出来る袋状のケースは、このイルカの横たわった形をした胴の部分になります。

 この胴の部分に、脂肪や血管の鬱血による血液が滞留して膨らみが増大すると丁度、金魚のお腹のように見えるのかもしれません。

 欧米で広まっている頭蓋オステオパシーや私たちの美容矯正では微小な頭蓋骨の動きを主張しています。

 特に蝶形骨は、目の前後での大きさの最終的な印象を決定する骨であり、前頭骨は上瞼、上顎骨と頬骨は下瞼に影響をあたえます。

 側頭骨や下顎骨の動きや、噛みあわせの違いや変化によるものもあるため、必ずとは言えませんが、目の下のたるみの大きさでパンパンに張って金魚みたいになってしまうのは、普段は眼球や頬が前に張り出て見え頬が横に広がっている方の眼窩に疲労物質が蓄積したことによるものと考えられます。

 尚、この様な場合では眼輪筋の体操やマッサージ等によるスキンケア―は一時的な効果しかありません。

 その原因は、眼窩隔膜と眼瞼部の引き合う張力の低下や各顔面骨の歪みにあるからです。

 エクササイズとしては、目を強く瞑り(顔面神経)同時に歯を強く噛みしめる(三叉神経)と眼球が後方に回転する動き(ベル現象)があるため

 眼窩部を拇指と示指で挟み軽く固定してこのエクササイズを組み合わせて行うと良いかもしれません。

 尚、老化が進むと出来るのは当然のことです。

 

 

 

 

 

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