7月の美容矯正メッセージ

体の動きで顔の形は変化する顔面美容力学

今月は、歩行中に引き起こされる胸の胸郭の動きの変化が、顔面にあたえる影響についてのお話です。

 ここでは一般によく知られている、胸郭での呼吸作用に関係する横隔膜や肺と胸壁の動きのバランスについては、全く論じません。

 従来の一般に広まっているのケアーのために行われている運動は、主に屈伸や側屈・体をひねる動きが殆どです。

 しかし、これらの動きでのみでは、顔のみに変化を与えるのはむずかしいといえます。

 その理由は、の位置や傾きに直接関係しているのは、首からその下にある胸の胸郭の高さや傾きや捻じれの状態が関係しているからです。

 私たちの日常の体の動きを調べると、前後だけではなく、常に体の左右の両外側の筋膜ルートが関係しています。

 殆どの場合、頭の傾きは、胸郭の部位を中心に様々な姿勢や動きに対して調整された結果として現れます。

 頭の傾きは一般に信じられている骨盤を中心に動く変化だけではありません。

 胸郭に関係する筋肉は横隔膜から腹筋まで沢山あり、その働きはそれぞれ一般に知られているように呼吸と歩行の両方に関係しますが、

そのルートをよく調べてみると、足の内側から足裏を横切り外側のから上って、そのまま骨盤の外側と脇腹を上り胸郭の肋骨の腹筋群に付着してから首の外側を接続して、最終的に頭蓋骨の側頭骨のに接続します。

 さらにこのルートは首の中間層の筋膜(板状筋)から胸椎部に下がり最終的には肋骨を背中の後ろからのようにX字状に支える筋(上・下後鋸筋)に接続します。

つまり、胸郭を背中の後ろ側で襷の様に支えているのは足のくるぶしから上ってものと同じということになります。

 また、足の内側から骨盤内臓の包むルートは胸郭内で肋骨に付着する胸横筋に接続します。

 さらに、このルートは上に行くと喉からに接続して最終的には顔面骨に付着します。

 いままで、殆ど研究されてはいませんが、実は、胸郭の前後面からの支持には、この呼気時に働く、前側の胸横筋と背中の下後鋸筋の肋骨を下げる働きや引き合うバランスに深く関係しています。

 また、それと拮抗するのが吸気時に補助的に関与する首の前側の斜角筋と背中側の上後鋸筋になります。

 

以上のように

解剖学的に調べてゆくと胸郭の位置は足の外側と内側の動きのバランスに影響されることになります。

 これらのバランスが崩れると、胸郭部位では片方の上部の肋骨は上がり反対側の下部肋骨が下がることになり、胸郭の形が変形して全体的な捻じれが生じる結果となります。

 また、それらの代償作用の結果として、頭蓋骨の傾きや顔面部での筋膜の捻じれが生じることになる訳です。

 

少し具体的にお話しすると

 例えば、左足を前に出して歩くと右手は前に出て胸郭はに回旋します。

 胸郭に付いている腹筋のほとんどは、足を拳上したり、呼吸の息を吐き出す時に収縮しますが

 肋骨同士を繋いでいる肋骨と肋骨の間に付いている種類の肋間筋は、呼吸の息を吸ったり吐いたりの両方の働きがあります。

 前に出した左足側では、外肋間筋が収縮して肋骨を拳上するように働き、呼吸では息を吸いやすくなる様に働きます。

 この動きは、側頭部の耳の筋膜を外に引き広げるように働き、顔面をに広くする印象があります。

 反対の後ろの右側の足の位置では、内肋間筋が収縮て肋骨を下制して呼吸では息を吐き出しやすくなる様に働きます。

 この動きでは、側頭骨の耳の筋膜を内に狭くするように働き顔面を収縮する印象があります。

 また、足が地面に接地している瞬間は、足の内側の筋膜ルートを経由して胸郭の内側にある胸横筋が緊張するため、アゴを下にくような力が加わり呼吸では息を吐き出しやすくなります。

 足の歩幅が、左右均等で対側での手のスイングが均等に出ている場合は、胸郭の捻じれ運度が均等であるため、顔面にかかる筋膜の張力収縮は比較的均等で弾力的に変化し問題はありませんが、

筋骨格が歪んでいる人の殆どの人の歩幅は均等ではありません。

 ここで少しだけ詳しくお話しすると、比較的若い女性の多くにみられる、頭を上下に動かしながら歩く人は股関節での足を上げる筋肉が異常に緊張しているといえます。

 また比較的高齢者に多い、歩行時に頭を左右に動かし体が横ブレをしながら歩いている人は、あきらかに足の外側から体を支えている筋膜ルートがくなっており、胸郭が左右のどちらかに傾向いており、それに伴い鎖骨の高さが違い結果的に肩甲骨の高さに違いが生じます。

 

 その原因は、足の内側が下に下がり、外側の踝の前側の小指(第5趾)と薬指(第4趾)が上に持ち上がっている(外反)ことによるものです。

 膝の部分では、外側と内側との緊張バランスが崩れ結果としてO脚(内反膝)X脚(外反膝)の原因になります。

 このパターンでの足の外反側では胸郭は上に上がり前に突出してしまいさらに反対側にズレてしまいます。

 また、この位置の移動により首の深いところにある筋(斜角筋)が緊張して下部頸部を前方に引き、上部頸部を後ろに反らしてしまい頭全体は首に対してに移動してしまいます。

 またさらにその位置で頭をバランス保持するため肩甲骨での筋肉は異常に緊張することになります

 この様に、胸郭の捻じれ状態が長く続くことは、そこにある胸の胸筋筋膜(大胸筋)を経由して、鎖骨からアゴに付着する広頸筋の位置と強さに変化が生じることになりアゴの傾きと先端(オトガイ)左右への移動の原因になり、さらには口角(モデイラウス)の位置が傾くことになります。

 これにより通常は移動した側に深い法令線が出来ることになります。

 一般的に簡単にできる基本的な運動としては鉄棒等でのぶら下がり運動があります。

 

 

 

 

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