7月の美容矯正メッセージ

2018美容矯正の構造力学的視点

Hidemi-Sさん、東京都(鍼灸師・ディプレオパシ―セラピスト)

勝山先生に質問です。

単純に、上半身から太りやすい人、下半身から太りやすい人、ダイエットすると上半身から痩せていく人、下半身から痩せていく人が存在し、全身バランスよく痩せる事がなかなか難しいと思うのですが、 (親の体型の遺伝や食生活も関係してくるとは思うのですが)勝山先生の筋膜や筋肉の使い方、その他の観点も含めて、 上半身または下半身に偏る太り方、痩せ方のプロセスを教えて頂けたらと思います。 よろしくお願いします

 

質問の回答です

 部分的に痩せたり、太ったりするのは

 親の体型や遺伝的要因や食生活の関係での影響は多分にあると言えます。

 しかしながら、子供のころからのスポーツ等で繰り返し使われてきた特定の筋肉運動や仕事上での過度の筋肉の使われ方が原因となっている場合も多いようです。

 また、それとは別にあまり考えることがありませんが内蔵が弱っていると特定の筋肉が弱くなります。

 内臓が弱いために弱くなった筋肉は脂肪やエネルギーを効率よく燃焼できません。

 この場合は、原因が内臓の機能低下にありますので、随意運動による筋骨格系のトレーニングなどの動きよりも、不随意運動(自律神経系)のコントロールによりホルモンバランスを整えて内臓機能を高めなければなりません。

 

多くのダイエット法は筋肉強化や食事制限を中心に行われていますが、精神的な要素が絡む内臓機能の改善がダイエットでは今一番手薄な部分であるといえます。

ひとつの提案ではありますが、これからは病院は病気の時にのみ行くのではなく内臓機能改善のダイエット法のために行くことも大切であると考えられます。

 少し詳しくなりますが、特定の内臓が弱くなるとそれと組み合わせになっている関連する筋肉群が弱くなることのお話しをします。

 たとえば、精神的なストレスなどで十二指腸が弱くなると下肢のハムストリング筋が弱くなります。

 弱くなると骨盤や足の運動機能が低下するだけではなく、下肢後面の脂肪の取り込みやエネルギーの燃焼効率が悪くなり下肢が浮腫んで太くなります。

 そして、さらにそれだけではなく神経回路の反射システムの関係で大腰筋や肩の三角筋、胸郭の前鋸筋が弱くなります。

 また、あまり関係ないように思われますが十二指腸の問題は腓腹筋の痙攣や梨状筋に由来する坐骨神経痛、免疫系の不調、女性の月経過多、顔面片側の三叉神経麻痺、仙骨尖と尾骨の痛みを伴いながらの膀胱下垂、子宮脱、尿失禁、仙腸関節下方の衰弱と一緒に起こる寛骨臼直下部の股関節痛などが起こります。

 これは、運動による姿勢に使われる筋肉の組み合わせとは関係なく、内臓機能の神経反射システムによるものです。

 また、体の背面では内蔵と神経回路で組み合わされている特定の椎骨部の筋肉が腫脹して後頭部の特定部分が腫れて凝りや痛みの原因となります。

 上半身が痩せることと関係する内臓は胃や呼吸器です。

 背面では上肢を上げると吸気に作用する広背筋、上後鋸筋

呼気に作用する下後鋸筋と腰方形筋

 前面では上肢を上げると吸気に補助的の作用する大胸筋と前鋸筋

呼気に作用する腹筋群など

 これらの筋肉は呼吸を手助けする補助筋の役割をします。

 以上の一つの考え方からいうと

必ずとは言えませんが、内臓機能との関連性では上半身は胃・呼吸器、下半身では泌尿器系・生殖器系と関連することになります。

 一般的によく知られていますが、内臓の内部での健全な神経機能や筋収縮には適切なPH(水素イオン濃度)値が必要になります。

 筋肉の痙攣、過緊張、低緊張などの改善には腎臓の機能改善によって筋肉内部の神経組織のPHを適正値にすることが必要になります。

 偏った痩せ方、太り方は、運動や食事のバランスだけではなく内臓機能に問題が

あるかもしれません。

 気になる場合はその診療分野の専門医師に相談されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です