6月の美容矯正メッセージ

2018美容矯正の構造力学的視点

質問者:Junko-Oさん東京都渋谷区(美容矯正セラピスト)

 

勝山先生に質問です

 

最近サロン来られているお客様から次のような質問がありました。

もともと炭水化物抜きダイエット(ラーメン)をして筋トレしても痩せないので筋トレも止めていました。

でもラーメンを食べたくてまた食べだしたのですが、ラーメンの食事制限をせずにNMTオイルセラピーの矯正に通い出しながら筋トレを再開したら痩せだしました。

これは矯正による効果でしょうか?

 

 

質問の回答です。

 

具体的な内容を知りませんので分かりませんが、おそらくはその矯正による可能性もあると思います。

 近年、マスコミ等によって広まっている炭水化物抜きダイエットの効果の有無については、賛否両論があり専門家による多くの考え方や意見の違いがありますので、ここではそのことにはあまり触れませんが、

一般的には、筋肉量を落とさずに脂肪だけを落とす目的としてこれと関連する多くの減量エクササイズが広まっているようです。

 ただし、これらのダイエット法を実践している多くの人に言えることですが、体の状態の理解や十分な知識がない状態での炭水化物の極端な制限は間違いなく内臓機能や筋骨格系に変化をもたらします。

その結果として、その実践している方法が本人にとって間違っている場合には、姿勢の変化、体調不良や病気の原因になります。

一般的にダイエットで注意したい点は

当たり前のことですが、1日の摂取カロリーが基礎代謝に消費されるエネルギーを下回らないようにコントロールすることが重要です。

過度な食事制限によるエネルギーが基礎代謝量を下回ると内臓の働きの低下や骨格筋の筋肉量が減ります。

そして、筋肉量が減ると運動による脂肪の燃焼が少なくなります。

そうすると、痩せてはゆくが脂肪は燃焼せず脂肪量は増えていくことになります。

この場合、運動に使用される筋量が減っているので運動量が減り、消費カロリーが減ることで、ますます脂肪が燃えにくい身体になります。

いまブームになっているダイエット法の糖質を抜くことを主張する人達の根拠は

糖質を摂り過ぎると血糖値が上昇し、それを抑えるためにインスリンが過剰に分泌されること。

インスリンが分泌されると血液中のブドウ糖を肝臓に送ってグリコーゲンという形で蓄積する一方、余った分は中性脂肪に変えて体内に蓄積するという働きをすること。

その結果、内臓脂肪が蓄積され、結果的に太るからという点にあります。

しかし、その一方で、多くの研究機関の報告では、炭水化物の繊維は便通や腸内環境の改善、 発がん物質等の吸着、排出作用、糖の消化吸収を緩慢にして血糖値の急な上昇を抑える、糖尿病予防効果、胆汁酸の再吸収を抑えてコレステロールの産生を減らす、脂質異常症の抑制効果 、水分を吸収してゼリー状になり胃腸粘膜の保護や空腹感の抑制作用等の働きがあると発表されております。

最も基本的なことですが

ダイエットは原則として基礎代謝の働きがカギになります。
基礎代謝とは、目を覚ました状態で絶対安静を保っている時の身体の代謝をいいます。

身体は正常な機能と身体活動を維持するためと成長や体に障害を受けた時にその組織を修復るためにエネルギーを必要とします。

これが基礎代謝エネルギーです。

医療機関で行われる、この基礎代謝の測定には様々な条件が必要になりますが、

少なくとも食後12時間以上経過し、十分な睡眠がとれていること、精神的にも肉体的にもストレスがない状態、この時の呼吸による酸素消費量と二酸化炭素の排泄量で計算されます。

この基礎代謝量は、心筋・呼吸筋・消化管・血管などの平滑筋の活動や肝臓、すい臓、唾液、下垂体、腎臓、副腎などの腺分泌のために使われるエネルギーも含まれています。

一般的に、この基礎代謝に影響を与える因子は、甲状腺、精神的興奮による交感神経刺激、男性ホルモン、発熱、季節、、栄養状態の悪化等です。

つまり、基礎代謝をあげるダイエットには食事や運動だけではなく内臓の働きと精神的なストレスの改善やその他の環境の改善が必要になります。

この点を踏まえて言えることは、ダイエット法には身体の筋骨格系の動きのない状態での姿勢保持筋の能力と精神的なストレスのない安定した精神状態が重要になることになります。

エネルギーを燃焼する骨格筋は脊柱を経由して内臓や血管や神経系と繋がっていてそれぞれがお互いに体の内外の環境の保持のために情報を共有し交信し合っています。

したがって、骨格筋の緊張や弛緩は常に内臓の働きや血流や神経伝達に影響しています。

ご存じのとおり骨格筋の緊張のアンバランスは常に姿勢のアンバランスの原因です。

そして、その状態は内臓の働きや血流の循環のバランスを崩します。

つまり、運動時だけではなく、安静時の姿勢の良し悪しの状態もそのまま内臓や血液の流れに影響することになります。

このように考えると、体の姿勢は基礎代謝を変化させることになり、不良姿勢は基礎代謝の低下、基礎代謝の上昇は体の良好な姿勢の保持にも影響することになります。

ここで、少し先ほどのインスリンとの関係に触れて行きます。

インスリンと深く関係する臓器は膵臓です。

膵臓と深く関係する骨格筋は広背筋と上腕三頭筋です。

たとえば、立位姿勢で片方の広背筋が弱いと頭は水平または傾斜し同じ側の方が上がり高くなります。

そして、同じ側の骨盤が高い場合はS字側彎が起こり、反対側のハムストリングが緊張していることが分かります。

この場合は、同じ側の上半身はやや後ろに移動していることが多いようです。

もし、同じ側の骨盤が低くなっていればその時は同じ側の腰方形筋が弱くなっており、上半身は後ろに動き下半身は前方に移動するため、体全体は上半身と下半身でお互いに反対方向に捻じれます。

またこのようなケースでは、S字側彎は2重構造の複雑な湾曲になります。

そして、同じ側の腕は外に開いた状態で手のひらも前向きに開きます。

 もし事故や運動や仕事で再発性の筋肉障害があると、その硬くなった筋肉が原因で対応する筋が弱くなることがあります。

たとえば、先ほどの広背筋の慢性的な弱さは同じ側の上部僧帽筋の過緊張や反対側のハムストリング筋の過緊張によるもののことがありその逆の場合もあります。

広背筋の筋力低下は、膵臓の消化酵素やインスリンホルモンのバランスの乱れが原因と考えられることから肥満や血糖値の状態にも影響することになります。

広背筋に対応するハムストリング筋の筋力のアンバランスは直腸の働きに影響し、便秘や大腸炎の原因となります。

また、同じく、膵臓と関係する上腕三頭筋の筋力低下は内臓的には炭水化物過敏症や肩と肘の障害の原因となります。

このような関連メカニズムを今回の質問に対応させて考えると

炭水化物抜きダイエットと筋トレで効果がなかった時の身体と比べると今回のNMTオイルセラピーや骨格矯正での姿勢改善により姿勢保持筋のバランスが整ったことにより、膵臓やその関連する神経血管に神経的な刺激が伝わり内臓機能が活性化したのではないかと考えられます。

つまり、基礎代謝が高まり内臓の機能や筋トレによる筋肉のエネルギーの燃焼効率が良くなったということになります。

また、やっぱり食べたいものを食べる(この場合はラーメン)という解放感が精神的な抑圧ストレスを解放したとも言え、これらの良好な条件が基礎代謝の状態を改善し痩せるための後押しをしたと言えます。

 

 

 

 

 

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