9月の美容矯正メッセージ

2025顔と身体の美容矯正エビデンス(evidence)

M’sWorks後藤Mihoの最新小顔解体新書第5

 

神奈川県横浜市青葉区

美容矯正サロン M’sWorks

院長 後藤ミホHA(オートクチュールアナリスト)本校授業アシスタント講師

正規認定分校:横浜美容矯正スクール学院長

全てのスクール授業実技指導方法が実践的できめ細かく・解説もわかりやすく論理的。

清廉で誠実な人柄から湧き出る独自の解説が正に本流の美容矯正講義で受講生に絶賛好評。

 

 

お客様の“たるみ”の根本原因、見抜けていますか?

~姿勢から読み解く、勝山式美容矯正のホリスティックアプローチ~

 

こんにちは。9月のメッセージを引き続き、後藤がお届けいたします。

 

セラピストとして、お客様が抱えている「お顔のたるみ」というお悩み。

 

私たちは日々、その解消を目指して技術を磨いています。

 

しかし、もしその原因が、お顔そのものではなく、もっと深い“身体の土台”にあるとしたら、あなたのアプローチはどのように変わるでしょうか。

 

今回は、勝山式美容矯正に興味を持ち始めたあなたへ、単なる小顔術ではない、その奥深い理論と体系的な学びの魅力について、より分かりやすく紐解いていきたいと思います。

 

〜なぜ姿勢の崩れが「たるみ」を生むのか?~身体に存在する“張力システム”~

 

年齢とともにお顔がたるむのは仕方ない。

 

そう考えているお客様は少なくありません。

 

しかし、その根本原因の多くは「姿勢の崩れ」に隠されています。

 

私たちの身体には、本来、重力に抗して自らを引き上げる「張力(ちょうりょく)」が備わっています。

 

これは、筋膜や筋肉、靭帯などが絶妙なバランスで連携し、まるでテントを支えるロープのように、身体全体を立体的に支えるシステムです。

 

この張力が適切に保たれていれば、お顔のパーツは自然とあるべき位置にリフトアップされ、若々しい印象を維持できます。

 

ところが、スマートフォンやPCの長時間利用などによる猫背や前かがみの姿勢が常態化すると、どうなるでしょう。

 

頭の重みを支える首や肩の筋肉は過緊張し、胸の筋肉は縮こまり、背中の筋肉は引き伸ばされたまま固まってしまいます。

 

この状態は、身体の張力システムを著しく乱し、上方へ引き上げる力を弱めてしまうのです。

 

結果として、お顔の皮膚や筋肉は、本来の位置に留まることができず、重力に引かれるまま下方へ。

 

これが、たるみやむくみ、二重あごの正体です。

 

つまり、お顔へのアプローチだけでは、蛇口を閉めずに床の水を拭いているようなもの。

根本的な解決には繋がりにくいのです。

 

〜美しさの土台を築く“基本三科目”という設計図〜

 

勝山式美容矯正が、まず「土台づくり」を最重要視するのは、この身体の構造的真実に基づいています。

 

その土台を体系的に、そして着実に築き上げるのが

「基本三科目(シンメトリー整顔・NMTオイルセラピー・クラニアルフットケア)」です。

これは単なる個別の技術の集合体ではありません。

 

シンメトリー整顔、NMTオイルセラピー、クラニアルフットケアのこれら三つのアプローチが有機的に連携することで、初めて身体の“張力システム”が正常に機能し始めるのです。

 

この強固な土台があってこそ、「小顔エルボージョイント」のような、お顔に特化した高度な技術が、その効果を最大限に発揮できるということを、ぜひ心に留めておいてください。

 

〜お客様の“心”まで読み解く~姿勢と感情の深い相互作用~

 

さて、私たちの探求は、物理的な身体の構造だけでは終わりません。

崩れた姿勢は、見た目の印象を老けさせるだけでなく、お客様の「心」にも深く影響を及ぼします。

 

例えば、うつむいた姿勢は、胸郭を圧迫し、呼吸を浅くします。

 

浅い呼吸は、自律神経の乱れに直結し、不安感や気分の落ち込みを引き起こす一因となります。

 

まさに「顔が下を向くと、心も下を向く」という、心身の自動反応です。

 

逆に、強いストレスや不安、悲しみといった感情もまた、身体を固くこわばらせます。

 

マイナス感情的なストレスは、神経システムに作用し、無意識のうちに筋力を低下させ、内臓の働きを鈍らせ、結果としてお肌のハリやツヤまでも奪ってしまうのです。

 

特に、ホルモンバランスが揺らぎやすい更年期前後の女性たちが抱える不調は、こうした感情のストレスが複雑に絡み合っているケースが少なくありません。

 

セラピストとして、私たちはこの目に見えない領域にまで、思慮を巡らせる必要があるのです。

 

〜心身を深い解放へ導く“ウーマンディプレオパシー”〜

 

「何度施術しても、姿勢が崩れた状態へ戻ってしまう」

 

「表情の硬さが取れず、心からリラックスできていないように感じる」

 

もし、あなたがお客様に対してそう感じることがあるなら、その原因は、身体に深く刻まれた「感情のストレス」かもしれません。

 

そんなときにこそ、セラピストとしての次の一手となるのが「ウーマンディプレオパシー」です。

 

これは、単なるリラクゼーションとは一線を画す、身体に溜め込まれた感情的ストレスの解放を目的とした特別なアプローチです。

 

頭蓋骨や仙骨をはじめとした感情と姿勢の関係が特に深い部位に働きかけることで、表面的な筋肉の緊張だけでなく、その奥にある心のこわばりまで、優しく解きほぐし

・表情が柔らかくなり、肌のくすみが晴れる

・頑固な姿勢の癖が、自然と整いやすくなる

・気分の浮き沈みが穏やかになり、心が軽くなる

 

といった、美容に繋がる心と身体の不調の解消へと導きます。

 

ウーマンディプレオパシーは、お顔のたるみやボディラインの崩れといった物理的な問題と、心のもやもやという内面的な問題、その両方に同時にアプローチできる、非常に専門性の高い技術なのです。

 

勝山式美容矯正の学びは、単に小顔をつくるためのテクニック習得ではありません。

 

姿勢、骨格、筋肉、血流、呼吸、そして感情や心の状態まで、美容に悩む女性たちを「全人的(ホリスティック)」に捉え、その方本来の健康的な美しさを引き出すための、ちょっと深い学問でもあります。

 

まずは「基本三科目」で、あらゆる施術の礎となる確かな土台づくりの技術を。

 

そして、より深いお悩みを抱えているお客様には、「ウーマンディプレオパシー」で感情ストレス由来の美容障害までケアできる知識と技術を。

 

この体系的な学びのステップは、あなたを「お客様の人生に深く寄り添える、唯一無二のセラピスト」へと導いてくれるはずです。

 

その奥深い世界の扉を、開いていただけたら嬉しいです。

 

後藤ミホ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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