1月の美容矯正メッセージ

徹底集中肌質改善美容大学院

2012年1月この季節の空気の乾燥は皮膚の表面の角質水分を奪い乾燥肌状態を作り小ジワの原因をつくります。化粧品等で水分を補うことである程度回復しますが、乾燥した状態が長く続くと次第にシワとして定着してゆきます。

また、この対策として様々なケアー法が健康美容産業界、マスコミ報道や専門学者などによって提案されています。ここでは既に情報として知られていることについては全く触れません。

ここでは、美容専門家といわれている人や一般の人たちがほとんど知らない顔筋膜の体全体との連続結合性についてお話します。

まず、顔の筋肉や神経、血管間、質物質、皮膚はその下にあるベースの筋膜の動きに左右されます。

顔面の筋膜は大きく分けて2部分に分けなければなりません。

1は眉毛の眉間から額(おでこ)の部位

2は瞼から下の鼻、頬、口、顎、部分です。

1は、5本の足の裏の指先から始まり踵、ふくらはぎの筋肉を包みさらに大腿骨裏の筋肉を包んだ後骨盤の中心部の筋や腱を包み腰から背中の中心の筋肉を上り首の後ろの筋を包みさらに頭頂部の筋腱膜に繋がり最後に眉間に強く付着します。

この筋膜はほとんど連続的に各部位を固定保持して僅かな弾力性で動いています。

したがって、眉毛から上のおでこの皮膚の状態は筋膜連続の構造の関係で足の裏の5本の指の動きが大きく関係しています。詳しい説明は省略しますが、足を前に出す時眉毛はおでこの方に上に引き上げられ、足を後ろに蹴るときは眉は目の方に緩み下がります。表情筋の働きとは関係なしに、このように歩行により常に額は筋膜牽引の力により左右交互に動いているわけです。

しかし、目から下の顔面はそれとは違って足裏の指先から内くるぶし(内果)にある筋肉、特に親指を包み上に上って行きます。

この筋膜は内股の筋肉(内転筋)を包み骨盤の部位では内臓を包みながら胸の中(胸郭の内側)を全体的に包み首の前で喉の下から顎と側頭部を包み最後に口、鼻、頬、目の下の筋膜へとなって顔の筋肉や皮膚の土台となって行きます。

ここで、1と、2の違いは1のおでこの場合は、背中側の連続な筋膜で繋がり続けており
その下の、顔面は体の連続性は所々で離れ間接的(4部位)に繋がっているということです。

またこの関係から顔の上の部分の動きは5本の足指の裏の動きが関係し、顔の下の部分の動きは足の親指の動きに深く関係していることが解かります。

ここで、筋膜の特徴について少しだけお話します。

標準的な解剖学のテキストには記載されていませんが、筋膜は人体の何処か1部が動けば全体が反応して動きその反応を伝達できる唯一の結合組織であるということです。

また、ここで、大切なことは、体全体の筋肉や骨の働きはどの方向へ動くという判断能力は無く、体の立体的な姿勢バランスや顔面の左右バランスは、筋膜の張力と圧縮による構造支持と電気伝導機能によるものであるということです。

特に、顔面括約筋部の収縮伸長機能は表情筋を動かす脳神経の働きとは別に、顔面筋膜の安定的な張力支持力によるものであるわけです。

また、この顔面皮膚の連続的なバランス支持力と左右対称の立体的な形状は椎骨前面と呼吸に関係す横隔膜と胸郭内での各組織を包む筋膜形状とそれに影響をうけた咽頭、喉頭を包む深頚部前面筋膜の左右バランスに最も大きく影響を受けていることになる点が重要点です。

肌質に影響するこの部位の働きの関連性としては、乾燥肌、敏感肌嚥下動作の関係する神経固有受容器の破損に関係があり、油肌咳き込み動作神経固有受容器の破損と深く関係しています。このことの情報については次回のメッセージで説明いたします。

わたしたちの循環器系、神経系、代謝産物、免疫系の働きはこの筋膜エーリアのなかで繰り返されているわけです。

たとえば、体に起こる急な衝撃や振動にたいする反応は神経にはその機能がないために音速と同じ速さのスピード筋膜がその衝撃を吸収します。

また、体の各筋膜部位での障害は緩やかに瘢痕組織となり他の部位に伝達して遠く離れた数年後の故障部位の原因個所となります。

また、筋膜は記憶能力があり、故障個所と同時におこる、感情障害(パニック、恐怖、不安、等)も同時に内部保存しています。

胎生学的には皮膚と神経は外胚葉で蝶形骨のトルコ鞍部位での視床下部ー下垂体のつながりであり、ストレスやホルモンによる肌質変化の原因となります。

筋膜中胚葉で蝶形後頭底軟骨結合下面の筋膜から始まり、この部位の頭蓋骨の動きは膠原繊維網と液体波を発生させるとともに、すべての筋性拍動の震源地でもあるわけです。

難しいことはさておいて、皮膚の真皮、表皮、特に角質層での働きは筋膜部位の構造的な張力と圧縮のバランスの結果によってもたらされている空間環境がしっかりしていなけらば正しい働きはできないということです。

また、表皮角質層での保湿機能ーバリア機能―基底層ー真皮での皮膚免疫機能様々なタンパク質の代謝機能は皮膚神経システム機能の原動力である脳脊髄液と内臓からの栄養分を運び代謝産物を運ぶ血管系の機能によることは云うまでもないことです。

ちなみに、おでこのシワはおでこをさすってもほとんどとれません。

エクササイズとしては、眉間の眉毛を摘みながら踵立ちをして踵歩きを数分歩くことをお勧めします。これが筋膜力学的なおでこのシワ解消法です。

.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です