10月の美容矯正メッセージ

2021顔と感情に関する美容矯正的究明

質問者:Masako-Tさん(東京都港区:美容矯正セラピスト)

前回は中部・下部僧帽筋と批判的感情について教えていただきましたが、もう一つの批判的感情と関係する広背筋についても具体的に教えてください。

質問の回答です。

 長期的で否定的な感情の継続は内臓の機能低下と筋肉の筋力低下をもたらし

脱力姿勢等の不良姿勢と皮膚の弾力性の低下までをもたらしてしまいます。

 そして、最終的に身体や顔のたるみ、顔や首のしわ、しみ、くすみ等の美容障害を引き起こす原因となります。

 今回も、前回の中部・下部僧帽筋と同じく

批判的な感情と関係する広背筋についてお話しします。

 広背筋は上肢と背部から骨盤までにわたって付着しています。

 機能的には一般的によく知られているように

他の筋肉と共同して肩甲骨の動きや上肢の肩関節での伸展や内転、及び内旋の動きに関与しています。

 また、この筋肉は骨盤の仙腸関節部分の支持や動きの安定性や股関節の動きに関係する働きがあります。

したがって、この連続した繋がりは頭や顔の位置と骨盤から下肢までに影響することになります。

 もし、この筋肉が何かの理由で弱くなると肩関節での上肢の動きや骨盤の仙腸関節部分の靭帯(後仙腸靭帯)の支持力低下と同時に股関節の大腿骨頭部の動きが制限されます。

 同時に頭部や顔の位置が傾斜してしまいます。

 ここで姿勢的な変化の一例をあげてお話しします。

 クライアントを後ろから観察してどちらかの肩が高い場合、

殆ど確実に同じ高い側の広背筋の筋力低下があると考えられます。

 また、顔と首部分では首の傾斜(胸鎖乳突筋)と口角の傾斜(広頚筋)及び顔面筋のたるみ(冠状縫合神経プールの破損による前頭筋による支持力の低下)の原因となります。

 批判的感情と関係する広背筋が特に関係する内臓は膵臓です。

 膵臓の病気についての説明は省略しますが、

 膵臓の問題と反射的に関連する骨格の部分は、股関節の前面(股関節屈筋部)です。

 もちろん、同側の大腿骨の外旋6筋の一つである梨状筋も深く関係しています。

 多くの場合、股関節の開きが悪く、片方の足を反対側の膝の上に乗せて広げた時に痛みを伴うことが多いようです。

 また、肩の前・後の痛み、肘関節の痛み等が現れます。

 これは、広背筋が肩関節に近い上腕骨(結節間溝)に付着している関係から起こります。

 一般的に広背筋が弱くなると拮抗的に上部僧帽筋(無気力と関係)と三角筋(憎しみと関係)が過緊張になるため、後頭部から側頭部にかけての頭痛が起こります。

 口元の口角の後ろに付着している広頚筋の後部繊維は肩の三角筋の前部繊維から起こっているため、この前部繊維部分の緊張は構造的に同側の車軸点(モデイラウス)と口角を斜め後方下方に引き下げてしまいます。

 この変位は表情筋の口輪筋をどんなにエクササイズでリフトしても簡単に元の状態に戻ってしまいます。

 頭痛に関係する側頭筋膜部分では、

特に耳介の前耳介筋が付着している耳の部分(側頭筋膜)の緊張と痛みは正に膵臓と広背筋の反射が現れる部分です。

 ここで、股関節との関係のお話しをします。

 あくまで、整骨医学という分野の専門的な話になりますが、

 右側の股関節(股関節屈筋部)の痛みは膵臓の消化酵素系、

左側の股関節の痛みは膵臓の内分泌系(糖尿と関係するホルモン)の機能と関係しているとされています。

 肩の痛みがでる部位は、肩の肩甲骨の肩峰の直下にある

腱板筋(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の腱癒合部分(回旋筋蓋の裂傷)の前又は後ろ又は両方です。

 ここで、左右の広背筋の反射の反応の違いについて少し詳しくお話しします。

 この違いを調べるのに使うのは股関節の開きのテストでよく知られている整形外科テストのパトリック徴候テストです。

 股関節の開きが悪く、片方の足を反対側の膝の上に乗せて広げた時に痛みを伴うことが多いようです。

このテストは、つまりは股関節前面の緊張度を調べる訳です。

 もし、右の股関節前面の過緊張により開きが悪い場合、感情的にはとても神経質になる傾向があります。

 多くのクライアントには皮膚の問題、特に過敏と痒みが現れます。

 口元の右口角の傾斜と一緒に鎖骨外側部に右広頸筋の牽引痛が現れますが

同時に右胸鎖関節痛、左頸部牽引痛、右ひじ関節痛等が現れます。

左腱板筋の動きの制限と痛みと共に肩甲骨の内側の全般痛、右拇指球痛、右胸郭で第6肋骨外側の痛み及び500円玉大の過敏点、腹部鼓張と不快感

左肋骨弓下部の痛みと硬結、左下肢前面痛などが現れます。

もし、左側の股関節前面の過緊張により開きが悪い場合、

感情的には、膵臓の内分泌系の問題と共に活力が高くなりすぎてヒステリー状態になる傾向があるようです。

 視覚に変化がおこり水を通じて見る様な視覚異常

耳の疾患と眩暈、右頸部牽引痛、上腕三頭筋の筋腹過敏

左胸郭第5,6,7,8、肋間の500円玉大の過敏点、左肩甲骨内側の過敏

左鎖骨固着の症状、左肋骨弓下部の痛みと硬結、左第5肋骨肋軟骨結合部の突出等です。

いずれにしても、感情的には、神経質になりやすく、活力が高くなりすぎてヒステリー状態になるか又は低くなりすぎて抑うつ状態になるかのどちらかになる傾向があるようです。

通常、このタイプの人は膵臓機能に何だかの問題が起こると

性格の変化が起こり、ヒステリーを起しやすくなります。

 例えば、会話の威力を用いて仲間を批判したりします。

 ごく些細な事であっても他人を批判し、中傷したり

彼らは大声で威嚇して話すことは実現すると勘違いをしてることに気がつかないでいることが多いようです。

 自らが経験してきた正義感や正当性のみを強調しすぎるあまり他の人達が持っている広い価値観を理解できずにいるため、

冷静さを失い物事に対して全体的に間違った判断や決断をすることが多いよう

です。

 自らの意思で開始した威嚇による声の威力は周囲の全ての人に感情的な破壊をもたらし、その声の威力は全て自分自身に跳ね返って来るため、最終的にこのことが原因で自分自身の健康を自ら破壊することになります。

 前回もお話ししましたが

 顔の部分では

 一般的に嫌悪・怒りなどが混合して「批判的」な感情を現しますが場合によっては意地悪な顔つきになります。

 表向きを取り繕い本心を隠していると、どうしても批判的になりがちになり底意地の悪いことを考えやすくなります。

 顔のたるみや皮膚に変化をもたらすメカニズムは

おおよそ大脳皮質の情動反応(批判的感情)→大脳辺縁系→視床下部→自律神経・内分泌系→諸臓器→筋骨格系→皮膚(顔面の皮膚の肥厚→皮膚バリア機能の低下)の回路で全身に伝達されます。

 そして、不満、怒り、嫌悪、の感情は表情筋の働きをパターン化してしまいます。

 不満と軽蔑は、上唇は上がり、口裂はへの字状に曲がる原因です。

 さらに、鼻唇溝はこの時内側に湾曲して弓状になり口角と鼻唇溝の下端が下方に引かれることになります。

 そして、さらに強くなると、怒りへの表情へと変化してゆき。

皺眉筋、眼輪筋、口論筋、上唇挙筋、下唇下制筋と共に唇を閉じ少し口を尖らせた表情が起こります。

 不満が高度の状態になると悲しみや泣く表情となります。

 小顔矯正手技と関連する部分では

 顎二腹筋=舌骨=不安とヒステリー、喉の痛みや腫れは後腹でアゴの痛みは前腹の機能障害→無声、枯声

 側頭筋=不正交合=慢性的な怒り、緊張、恐れ、持続的な感情的なストレス→頭頂骨の機能障害

 茎突舌骨筋=舌骨=心配性でヒステリーな患者が訴える喉の周りの慢性的な緊張

 肩甲舌骨筋=肩甲骨と舌骨=多くの感情的なヒステリーと不安による喉の締め付けられる様な感じ等があります。

 

下部僧帽筋や広背筋の筋力低下は猫背姿勢と頭や顔の前方移動の原因の一つです。

下顎の前方移動は鎖骨や胸骨に対して喉回りの前方移動を引き起こすことになります。

結果的に、1,舌骨と甲状軟骨の上甲状切痕、2,喉頭隆起、3,輪状甲状靭帯、4,輪状軟骨弓、5,甲状腺右葉・左葉・甲状腺峡部等の周りの筋膜ボックスの緊張をもたらします。

結果的に、この器官の接合部分(約5か所)の段差がある部分に数か所に渡ってシワの溝が形成されることになります。

 特に、気管と胸骨切痕の間の部分が深く窪んでいる人は要注意です。

 これが、将来的に起こるいわゆる姿勢性の首のシワやたるみの原因になります。

 美容矯正の基礎である筋膜解剖学的立場からいうと

非常に興味深いのは、

頭蓋骨から肩や背中までの僧帽筋は手背の筋膜ルートでの繋がりがあり、

広背筋は手掌から上腕部を経由しての筋膜ルートです。

面白いのは背部では広背筋の上に下部僧帽筋部分が2重に重なっていることです。

 偶然かもしれませんが、

同じ批判的感情と関係する共通の二つの筋肉が背部で重なるこの部分に多くのクライアントは痛みや浮腫を起こしていることが多いようです。

 もしかすると、この背中の筋筋膜重複部分の適切なケアーが批判的な感情の解消と体の各痛みや顔のたるみやシワの解消の手助けになるかもしれません。

 

 

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