9月の美容矯正メッセージ

2017美容矯正の真理

質問者:Kesae-Wさん(ニュージーランド在住、美容矯正セラピスト)

ごぶさたしております。今回、お客様から噛み合わせ治療、顎関節症、唾の出方は顔のゆがみと深い関係にあるのでしょうか?という質問が有りました。 そして以前先生がスポーツ選手にとってかみ合わせの良し悪しは結果に繋がるという記事が会った事を記憶しているんですが、詳しい内容まで記憶していて無くて、すみません、再度ご説明お願いいたします。

 

質問の回答です。

 

嚙み合わせとスポーツの運動能力の関係は古くからスポーツ医学・口腔外科・歯科医学の専門家により詳細に解明・実証されてきていますのでその分野での説明は省略します。

 ここでは、上顎と下顎の噛み合わせのズレが具体的にどのように全身の筋膜や筋肉、内臓に関係しているのか、数ある見解の中の一つを紹介いたします。

 通常、上顎と下顎の歯は上顎16本、下顎16本の合計32本あります。

 この32本の歯は全ての内臓や筋肉と神経や筋膜的なつながりがあります。

 大雑把にいうと、上顎の歯は主に首から中背部や上肢の筋肉と関係します。

 下顎の歯はそこから下の背中や腰部から足までの筋肉と関係します。

 少し具体的に一例をあげて話すと、前歯では上顎の1番の中切歯と2番の側切歯は首の屈筋と伸筋の緊張と関係しています。

 具体的には胸鎖乳突筋や僧帽筋などの緊張です。

 関係する内臓は心臓系の冠状動脈・心筋などです。

 また前歯の上顎の1番の中切歯と嚙み合わせになるのは下顎の1番の中切歯と2番の側切歯です。

 下顎の1番の中節歯は骨盤の中殿筋や梨状筋・下肢の内転筋などの筋力に影響します。

影響が出てくる内臓は子宮や卵巣・精巣や前立腺です。

 下顎の2番の側切歯は下肢の大腿筋膜張筋です。

内臓では結腸が関係します。

 また、奥歯では上顎の第2大臼歯と第3大臼歯は背中の中部僧帽筋の緊張と関係します。

 それと嚙み合わせになる下顎の第3大臼歯は大腰筋と関係し、第2大臼歯は大腿四頭筋と関係します。

内臓では腎臓や小腸になります。

 上顎の5番の第2小臼歯は胸の大胸筋鎖骨部です。

影響を受ける内臓は胃になります。

それと嚙み合わせになる下顎の5番の第2小臼歯は下肢の縫工筋と薄筋になります。

内臓は副腎です。

 この様に一例を上げて説明すると分かるように、上下の歯の嚙み合わせは全ての筋肉や内臓と深く関係することになります。

 つまり、物を噛んだり体に力をいれるときに働く三叉神経支配の側頭筋などの咀嚼筋の緊張は運動神経の働きにより全ての骨格筋の緊張状態に影響を与えることになります。

 歯並びの悪さと共に、顎関節の動きと嚙み合わせの良し悪しは、姿勢のパターンに影響を及ぼすこととなりますが、多くの首や背中の問題はもちろん、顔や頭部だけではなく全身の問題に発展することになります。

 スポーツ選手の場合、成績をあげるためには、競技別に分けて考えることが必要です。

 競技により強調的に使われる筋肉が違うためです。

 重量上げなどの場合はバーベルを持ち上げるために一瞬強く歯を強く食いしばり強くかみしめます。

空手などの場合は空中で一瞬大きく口を開けて飛び蹴りなどをします。

 競技によって食いしばりで力を発揮する場合と口を開けて力を発揮する場合があるため、歯並びや噛みしめだけでの考え方では全てのスポーツのパフォーマンスの向上は望めません。

 ただし、どちらの場合でも健全な顎関節の動きと良好な嚙み合わせの状態による全身の筋肉の強さのバランスを保っていなければ最大の運動能力を発揮することは出来ません。

 またスポーツや運動に限らず、歯の嚙み合わせと連動して日常の生活の動きには体幹の骨盤の動きが伴います。

 具体的には上顎の3番の犬歯と下顎の4番の第1小臼歯の嚙み合わせ位置が悪いと肩の三角筋と胸背部の前鋸筋の筋力が低下して手の振りが悪くなったりハムストリング筋が弱くなることで骨盤は骨盤前傾の状態になりやすくなります。

 下顎の6番の第2小臼歯と上顎の4番の第1小臼歯の嚙み合わせの位置が悪くなると下肢の縫工筋と大腿四頭筋が弱くなり骨盤後傾の状態になりやすくなります。

 このことは、股関節の動きの制限の原因になると共に嚙み合わせの位置が狂うことで足の背屈(上顎第1大臼歯)底屈(下顎第1小臼歯)外反(下顎側節歯)内反(下顎中切歯)の動きを司る下腿と足部の筋肉の緊張バランスを崩してしまい不安定な体の動きの原因となってしまいます。

 また、運動とは別に、

男女問わず多くの人々が経験する長期的な精神的な緊張や感情的で慢性的な怒りやヒステリーなども過度に歯を噛みしめる原因になります。

 このことによる、嚙み合わせのズレが、過度に特定の部位の筋肉を緊張してしまい首や背骨を支えている筋肉のバランスを崩してしまいます。

その緊張は頭部や頸部から背部や腰部、下肢までの筋肉を固くしてしまいます。

 慢性的な怒りやヒステリーによる側頭筋の緊張は性格の変化を引き起こし。

善良な人の声に耳を傾けることを拒否する傾向になり、ごく些細なことで他人を批判したり中傷する傾向に走ることが多くなります。

 一般的に地位や名声やプライドの高い人たちによくある仕事や人間関係のトラブルや、もめ事による感情的怒りの態度として観察されるのは、自分の仲間や相手に対して大声を出すことや暴言を吐くやり方の自己主張をする態度です。

この人たちに問題なのは大声を出すことで自分の主張が通ると思って勘違いしていることです。

その声の威力は、自分自身に跳ね返って自分自身の全身の筋肉の異常な緊張と内臓の機能のバランスを崩してしまい健康を自分で破壊することになります。

 そして、多くの場合、自分の地位を守るために真実をゆがめたり、人気を失うことを恐れるあまり真実をゆがめる人になり、結果的に心を沈ませ欲求不満と自分自身に対して罪悪感を生むことになります。

最終的にその状態は顔に現れてきて過度な精神疲労の蓄積と無気力による顔面の筋膜や皮膚のたるみやシワとして残ることになります。

また、噛み合わせ治療、顎関節症、唾の出方は顔のゆがみと深い関係にあります。

例えば、顎関節の機能が不安定になると口の開閉時にアゴ先が中心から左右のどちらかに移動してしまうことが多いようです。

特によく噛む側に移動することが多く、その側に顔の筋膜や皮膚も全体的に斜めに牽引されます。このことにより同側の法令線は深くなります。

また、同側の頬は腫れて膨らみ頬骨が突出して見えます。

嚙み合わせが悪くなると下顎骨の関節の位置が不安定になり過度に移動しやすくなるため、下顎骨に付着している翼突下顎縫線の位置も移動します。

その靭帯の前側には頬筋が付着しておりその後ろ側には上咽頭収縮筋が付着しています。

それにより、頬筋のゆるみと嚥下動作の問題が同時に起こることになります。

ストレスからくる顎関節の機能の問題は三叉神経のみならず顔面神経経由での乱れにより顎下腺と舌下腺、舌咽神経経由の乱れにより耳下腺の分泌に問題などが生じることになります。

また、一般のエステなどのスキンフェイシャルケアーでは、外側からのみのリンパ流の改善や表情筋のリフトを試みることが圧倒的に多いようですが、それだけでは不十分です。

何故かというと口元の表情筋は内側では口の中の上顎と下顎の歯茎が関係しているため顔面の外回りの皮膚のそれだけのケアだけでは不十分になります。

具体的には、上顎の前歯では口輪筋、小臼歯では口角挙筋、大臼歯では頬筋、下顎の前歯ではオトガイ筋、小臼歯では口角下制筋、大臼歯では頬筋などのように歯ごとに筋肉と歯根の位置が異なるため歯の個別の並びも表情筋のバランスにとって重要な要素になります。

尚、嚙み合わせが関係する筋膜は顔や頭部の緊張と全身の構造と連続的に関係しあっていることは当然のことです。

 

 

 

 

 

 

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