8月の美容矯正メッセージ

2017美容矯正の真理

質問者 : Fumiko-Iさん、埼玉県在住(歯科衛生士、2017現受講生)

 

勝山先生に質問です。

 

MNTオイルセラピーやディプレオパシ―の授業中でモデルになっていると、時々、腰仙部に違和感を感じることがあるのですが、その様な状態の時はその部位や体全身はどのようになっているのでしょうか?

 

質問の回答です。

 腰仙部に現れる違和感には、様々な原因があります。

 一般的には、骨盤の仙腸関節の支持組織に問題がある場合がほとんどです。

 少し具体的にお話しすると、この問題は仙腸関節内構造の耳状面の中の問題ではなく、その外側の後仙腸靭帯と呼ばれるところの体重を支える部分の弱化が原因です。

 仙腸関節部分の深部は筋肉組織が無いため、そこを支える靭帯には常に負荷がかかります。

具体的には前仙腸靭帯・骨間仙腸靭帯・後仙腸靭帯などです。

 多くの腰仙部の痛みは程度の差があるとはいえ、最終的にそこの靭帯の弱さがその外にある筋肉群に過度の負担を招くことになります。

 特に、腰部の筋肉群や肩甲骨周囲の筋肉群の持続的な過緊張は、頸部の緊張を招き最終的に側頭下顎関節(TMJ)の動きや不安定性の問題を引き起こすことになります。

 スクールの授業中の操作の中で関連する腰仙部の部位に違和感があるとすれば、そのことはそのまま下顎骨の歪みを引き起こしアゴ先(オトガイ)の左右のどちらかへ曲がる原因になってしまいます。

 その結果、顔面の各部位の筋肉・筋膜のねじれ・皮膚の法令線、たるみ、ねじれ、むくみが生じる原因になります。

 例えば、ディプレオパシ―の中での腰仙部の側方圧縮解放の途中で左右のどちらかが引き攣る場合はその側の腰背部筋が過度に緊張していることになります。

 具体的には腰腸肋筋や腰方形筋さらにその上にある広背筋などですがその中で特に腰方形筋が関係していると考えられます。

 このような人たちは、姿勢を観察するとほとんどの場合、骨盤が傾いていたり、胸郭が傾いていたりしています。

その結果、頭・頚部のゆがみが生じ、アゴを前に突き出し、前かがみになって歩いていることが観察されます。

 また、このような多くの女性たちは生理中に腰が前方に曲がり、靴下を履くために腰を前に曲げることが困難だったり、呼吸困難や咳の発作などが起こります。

 若い学生の女性も含めて、この状態が長く続くと精神面にも影響が出てきて、例えば「物覚えが悪くなったり」、「感情的になって衝動的に過激な行動をとる」こともしばしばる起こる傾向があります。

ここで少し強調しておきたいのは、この分野の専門家といわれている人たちの間でもあまりよく理解されず知られていないのが「仙腸関節の問題は内臓や腺の分泌と関係している」ということです。

 特に、筋膜の連続性で骨盤と肋骨に付着する腰方形筋やその部位からの反射的に起こる肩甲骨周囲の筋肉の筋力の変化の影響を受けるものとして代表的なのは甲状腺(小円筋)、胸腺(棘下筋)、肝臓(菱形筋)、脾臓(中部僧帽筋)、食道裂孔部(菱形筋)などです。

 またその表層にある僧帽筋(筋膜的には手背から肩背・背部・後頭部までのルート)にも影響が出てきます。

 僧帽筋は胸鎖乳突筋と共に脳の副神経の支配ですが、肩こりの症状が現われる場所です。

何かの理由で背面の脊柱の中の脊髄神経根や椎骨の筋肉のゆがみが生じていると、その部位は温度変化が生じます。

この僧帽筋には、その歪みのある場所の筋肉組織の温度変化と関係する固有受容器(ルフィニー噴霧小体)の情報を肩のレベルで受け取り、肩の特定の部位を緊張させ「肩こりの症状」として出現させる特徴があります。

 腰仙部痛と関係する筋肉は沢山ありますが

 ここで、今回は腰方形筋に焦点を絞って少し詳しくお話しします。

 分かりやすく言うと、この筋肉は大腰筋や腸骨筋と共に骨盤の3次元方向への動き(左右への回転・上下方向への傾き・前傾と後傾)の調整をする中心的役割をしている要の筋肉です。

骨格系の筋膜の連続性により身体の上部では胸郭内の横隔膜を経由して頸部の斜角筋と繋がります。

身体の下部では股関節と連動して膝関節と足の距腿関節(足の底屈と背屈)や距骨下関節(足の外反と内反)の動きをコントロールしています。

 これらの筋肉はどのような動きの時であっても、私たちの歩行時の体幹のねじれの動きと骨盤のバランスを取る中心の役割を演じます。

 また腰方形筋は一般的には内臓の盲腸や胃の働きと関係していることはよく知られています。

 しかしながら、専門的研究者の間では、この筋肉は子宮や卵巣の働きとも関係していたり、さらには、この筋肉中の神経プールは筋肉中の鉄分含有量を感知して、その情報を全身組織の鉄分含有量を支配している右前頭葉に伝送していると言われています。

 もし何かの理由で、この神経プールが破損すると筋肉中の鉄分が欠乏し、その結果全身の筋の緊張度と強度が減少することになります。

 これは、脳が筋肉中の鉄分欠乏を感知しないことが原因であり、食事療法によるものではありません。

 もし、これら人が鉄剤を服用すると便秘や鉄アレルギーを起こします、が鉄欠乏による貧血は起こしません。

 また、内臓の腸間膜の緊張のアンバランスにより、左右の卵管や膀胱から体外へ向かう尿道は炎症を起こしやすくなり、更年期では過度に足の踵の過敏と骨棘が発生しやすくなると言われています。

そして、これらと連動して腹斜筋の弱化が起こり、腹壁の片側への膨隆や乳頭部の過敏が胸部の筋の衰弱と共に起こります。

 そして、さらに頭部へも影響します。

 一般的には、あまり知られていませんがアゴ(側頭下顎関節)の動きや歪みの原因は骨盤や腰椎からくるものが沢山あります。

 このメカニズムは複雑多岐にわたりますが

 例えば、骨盤後傾側は仙腸関節の上部と関係して腰椎5番の反射により同じ側の顎関節の問題を引き起こします。

反対側の骨盤前傾側では腰椎4番の反射により、やはり反対側の顎関節に問題が起こります。

 仙腸関節の下部の問題は全ての腰椎から反射して同側の顎関節の問題に発展します。

 つまりは、仙腸関節からのこの問題は腰椎を経由して側頭骨の筋膜の引裂痛と下顎のえらの上下の痛みの原因となってしまい、その逆の場合では顎関節から腰椎を経由して腰仙部の痛みとなってしまうことになります。

 このように考えると骨盤の「仙腸関節の後方の靭帯の弱化は顎関節の閉塞要因の最も代表的な原因」ということになります。

 その結末は、顎関節を安定させている靭帯(外側靭帯・蝶下顎靭帯・茎突下顎靭帯)の引裂痛を引き起こしてしまい、さらには側頭部筋膜の緊張と張りを引き起し、下あごのえらの周辺の張りと浮腫みが現れる結果となってしまうということす。

 情緒的には、個人差はありますが、子宮卵巣や膀胱腎臓系などの内臓の働きが悪くなることで、疲労感が増し不安感や心配ごとへの意識が高まり、皮膚への影響が出てきて最終的に「心因性の肌荒れ」の原因となってしまいます。

 

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