２０２５顔と身体の美容矯正エビデンス（evidence)
受けたくなる・学びたくなる・楽しく・分かりやすいMANA流！全身から小顔への秘訣の話」第７話
野町瞳美
兵庫県出身：兵庫美容矯正スクール学院長
関西の若き美容矯正のトップリーダーで
その明るい人柄とユーモアーのある楽しい授業は全国の多くの受講生の支持を得ている。
タイトル「まがいものは続かない」
今日は骨盤底と小顔の繋がりについてお話していきたいと思います。
タイトルは勝山先生のお言葉でインパクトがあった一つ。
最近「フェムケア」という言葉をよく聞くかと思います。
デリケートゾーン周りのケア。
日本人は特にあまり口に出して悩みを打ち明けたりしないところ。
ただ、最近はフェムケアという言葉が流行っていて美容の展示会でもフェムケアゾーンができるほどの流行り具合。
なんとなくこういうケアをしておけばいいか。
施術では骨盤周りをほぐしてあげたらいいかな。
とか骨盤周りだけに集中しがちです。
流行りとして捉えている人がまだまだ多くて。
でも人生において絶対に必要なケアでもあります。
そして流行っているから色々なセミナーが誕生してるし、色々な商品も発売されています。
ただ、技術も商品にも言えることは「まがいものは続かない」ということ。
わたしはデリケートゾーンのケアの仕方
心の在り方、子供への性教育の伝え方など
一般の方に向けて（お客さまなど）
オンラインでもセミナーをたくさんしてきました。
（そんなインストラクターもしています）
その中でもすごく多かったのはやはり
・生理痛がひどい
・月経が来ない
・経血が１０日ほどだらだら続く
・貧血で倒れそうになる
・尿漏れ
・子宮脱（臓器脱）
・嚢腫
・早期の閉経
このような骨盤底の周りのケアは
どうやってやるんだろう…
と思っていたところ
フェミニンシリーズという素敵なカリキュラムが
できたのでもちろんすぐに受講させていただきました。
骨盤底はもちろんのこと
肩甲骨、バストやヒップ、腋窩、股関節
色々な手技が学べる最強の構成のカリキュラム。
女性のために必要なものが全て揃っている。
これこそフェムケアだと思いました。
全てのカリキュラムが結局骨盤周りと
関わっていて、且つ小顔とも深い関わりがある。
美容にはやはり骨盤底は欠かせない。
内臓筋膜はわかりやすく言うと水風船ように臓器を包んで最終舌まで繋がっているのです。
首、舌骨周りも繋がっているんです。
骨盤底が緩んでしまうと一生懸命
首周りをギュッとしてその水風船を支えようとします。
水風船の下がべちゃーっと広がって上がギュッと絞り上げられているイメージ。
そうすると首周りが締め付けられて（斜角筋）しまう。
斜角筋は息を吸った時に硬くなる筋肉で、横隔膜の補助筋です。
ということは呼吸もし辛くなり息苦しくなり胸郭の上口（肋骨の上側）も食い込むようなイメージです。
肩が上がって巻き肩になり猫背になる。
広頚筋も下に引っ張られ口角は下がってしまう。
簡単に言うとこんな感じなのですが
イメージできましたか？
骨盤底の筋力の低下は、原因は色々なのですが顔のたるみに影響するということは理解していただけたのではないでしょうか。
そして猫背にもつながり見た目も美しくは見えない。
猫背だとネガティヴにもなる。
感情への悪影響も出てきます。
骨盤底の授業ではまず最初に骨盤の調整を行います。
ただ骨盤をギューっと押したりバキバキするような施術ではなくて、お客様にも少しお手伝いしてもらいながら行うような手技です。
まずは骨盤の状態をチェックしていきます。
わかりやすく後傾や前傾、腸骨稜の高さ（側屈）、回転をチェックしてまずは後傾と前傾を整え、高さを整え、回転を整えます。
ここで詳しく話しすぎるのは控えますが
左右バランスを整えていくのに
左右違う施術を行なっていきます。
前傾側は大腿直筋を施術し、後傾側はハムストリングを施術する….など細かく整えていきます。
そして仙骨へのアプローチも。
仙骨は婦人科系臓器にとても関係しているところ。
子宮と卵巣とリンクしています。
感情的には憎しみなどが蓄積するところでもあります。
仙骨周辺の施術を行うとみなさんふわーっと
かわいい雰囲気のお顔立ちに変化していきます。
そして一気にくすみが飛んでいくイメージがありますね。
その後、骨盤底の会陰床のテクニックや
肛門周りの筋肉などへのアプローチの手技
恥骨周りの手技を入れていきます。
（もちろん粘膜には触れません）
すごく細かくアプローチしていくのです。
そして何よりあまり仙骨や尾骨
そして恥骨周辺を触って整えていく美容サロンはないと思いますのでお客様に確認を取りながらすすめていきますが大体のお客様が「変わるなら全然やって！」と受け入れてくださっています。
本来美容サロンでは触れるのはタブーのような場所。
でもよく言われるのは
「こんなところまで細かくしてくれるところない」
「嬉しい！結局一番悩んでるところほど触ってもらえないよねー」
というお言葉。
エステサロンで勤めていた時はたしかに
脇や骨盤底や、恥骨周りに時間をかけて
施術したことはなかったしタブーでした。
今は少し変わりかけていますが。
骨盤底というものは足から頭の先まで
全身を理解し、つながりを理解し
全身から追求することが必要です。
本物の知識と技術が学べるなと
勝山式美容矯正スクールで
わたしは何度も何度も毎回毎回思います。
「まがいものは続かない」
この意味を学べば学ぶほど実感します。
本質的な美容を学べる。
なんだか特殊な美容法を学ぶのかな？と思うし
実際そうなんだけど…..でも学べば学ぶほど
これこそが美容（人間）の基礎なんじゃないか？
勝山式美容矯正を知った後の方が
フェイシャルエステもオイルトリートメントも
ドライ施術もすごい深くなるんじゃないかな？
と最近は思っています。
あ、結局これはヒトの基礎だ
（最近のわたしの頭の中での口癖です）
兵庫県の三田市にある
ヒトと自然の博物館に行くと
人間の発生ってやっぱりこうだったんじゃないか？
もっと深く考えてみよう！みたいなセミナーがあったり展示物があったり。
「人は自然そのもの。自然にさからわないこと」
って勝山先生がおっしゃってた言葉が
思い出された場所。
ヒトと自然のつながりを知るとまた
施術する手の感覚が変わったりするから
わたしは人のことだけでなく
ヒトが誕生する前のことや
動物や虫がヒトと似ているところを
見つけたりするのが好きです。
だからわたしの授業では度々動物ネタが
放り込まれています。
何かを勉強する時は教科書や参考書だけじゃなく
その他の色んなことから吸収する癖を
つけておくと楽しく学べて頭に入っていきます。
ぜひ視野を広げて勉強してみてください。
人生の全てのことが施術に連動します。
だから触れるもの、考えること（思考）
置かれる環境、関わる人、食べるもの
飲むもの。
自分の好きやワクワクを大切にして選んでくださいね！
野町瞳美