2025顔と身体の美容矯正エビデンス(evidence)
受けたくなる・学びたくなる・楽しく・分かりやすいMANA流!全身から小顔への秘訣の話」第6話
野町瞳美
兵庫県出身:兵庫美容矯正スクール学院長
関西の若き美容矯正のトップリーダーで
その明るい人柄とユーモアーのある楽しい授業は全国の多くの受講生の支持を得ている。
「顔と内臓は繋がっている」
「顔と内臓は繋がっている」これを聞いてどう思いましたか?
「あーそんなのよく言われてることやん」なんて思われた方も多いのでは?
もう少し掘り下げると、感情と表情筋と内臓は自律神経に関係しているということ。
人間の顔は骨格筋と内臓筋が組み合わさってできている唯一の身体の部分。
顔のまわりの筋肉は、もともとエラのもとになる「鰓弓(さいきゅう)」という部分の呼吸に関わる筋肉(呼吸筋)から進化したもの。
そして顔は内臓筋から発生し、内臓から頭まで伸びていき最終的には顔の前面を覆う筋肉となり、表情を作る表情筋になったと言われています。
そのため顔と内臓は繋がっているのです。
だからストレスや暴飲暴食で内臓が疲労すると肌荒れやくすみ、むくみを引き起こすのです。
特に現代はストレス社会と言われており、不安やイライラを抱えている人が多い気がします。
そうすると自律神経が乱れ、表情筋がうまく使えていないという事が増えてしまうのです。
眉間にずっと皺が寄って顎が前に出て怒った表情になっている方や、逆に無気力で口角もフェイスラインも下に垂れてしまい青ざめた白さだったり、なんだかぼーーーっとしている人周りに多くないですか?
サロンに来られたお客様から
「ほうれい線が気になるんです」
「目の下のたるみが気になるんです」
「眉間の皺が嫌です」
と伝えられ、どうしますか?どんな施術をしますか?
もしそのシワやたるみが感情からくるものだったら?
その改善方法を知れば、もっとお客様のお悩みを最短で改善できませんか?
しっかりと身体の機能の知識を持てば幅が広がります。
そう。今回のコラムは「ディプレオパシー®︎」のお話です。
8回目のコラムが最終回なのですが本当はそこで話そうと思ったのですが、やはりもう伝えたくて仕方ないので、今回にしました。
なぜ今回このことについて書こうとしたのかというと、私たちはもう忘れかけているかも知れませんが「コロナ禍」という歴史にも残りそうな経験をしました。
見えない菌やウイルスへの怖さと、不安感はとてつもないものだったと思います。
レジではお金も手渡しで渡せない。
みんなマスクをしていて表情も見えない。
お子さんの学校やご主人がリモートでの授業や仕事になり、家族といきなり一緒に過ごす時間が増え、女性は家事をする時間も増えた方もいた。
家族とたくさん過ごせて喜びを感じる人もいましたし、しんどくなる人もいる。
今まで経験したことのないことに、数年悩まされました。
実際私の周りでも、リストラや自死が1人や2人ではありませんでした。
私もこのままサロンをやっていけるのかと不安になったりもしました。
でも今はみんなほとんどそんな経験をしたことをすっかり忘れ何事もなかったように過ごしています。
でも、忘れた頃にやってくるんですよね。
感情って蓄積するのです。
そして女性は30代から50代前後は特にホルモンバランスによる自律神経の乱れで情緒が不安定になりやすいです。
感情的になりやすかったり無気力になったりしやすい。
そんな女性の不調を改善し、美の底上げをしていける。
蓄積された感情による臓器の疲労、自律神経やホルモンバランスの影響によるものかと思われる最近、特にご新規のお客様からよくご相談いただくお悩みをご紹介いたします。
・イライラが前よりひどくなってる気がする(そんな自分が嫌で嫌悪感)
・常に頭の中がしんどい気がする
・生理が不順になった(今までこんなことになった事がない)
・目が開けにくいから目元のメイクも映えない
・一気に目の下のたるみがひどくなった
・急に全身がすごく乾燥して保湿しても変わらない
・便秘と下痢を繰り返すようになった
など、「今までサロンに行ったこともなかったのに限界で」っていうお客様がここ最近多かったような。
もちろんそんな状態じゃ美容も楽しめないよなー。
と思った私は、もっと深いところからケアする必要があると確信し、別の科目を申し込む予定だったのですが勝山先生に「ディプレオパシー学びたいです」と伝えたのです。
ディプレオパシー®︎をサロンでお客様に提供するようになってお客様が施術中におっしゃるご感想で多いのが
・なんか目の奥の方がすごい軽い
・脳みそが冷えた感じがする
・頭がめっちゃ軽い
・今ぼーっとしてって言われたらできる(思考がごちゃごちゃだった方)
・なんか顔が冷えた感じがする
・鼻が奥までスッキリしてる
大体の方がこのようなご感想を施術中に感動してお話してくださいます。
この「冷える」という感覚!
これこそがディプレオパシー®︎の醍醐味なのです。
感情の変化が起こる顔面血流説!!!!
脳内の温度変化が表情に関係するのです。
眼窩の奥にある視床下部の真上に、海綿静脈洞という部位があります。
(内頸静脈がこの部位を通って心臓から脳へ血液を供給しています)
海綿静脈洞は動脈と静脈間の血液の熱交換をしてくれていて、脳へ流れる動脈の血液の温度が熱くなりすぎるのを防いでくれるところ。
サーキュレーターみたいな役割をしてくれています。
血液の温度が上がったままだと人間の感情的には「不快」を感じさせてしまいます。
血液の温度が下げられると「快」の感情が生まれるのです。
だからみんな冷えた感じがするんですよねー。
これが本当に面白い理論でして・・・
感情までスッキリして私のお客様がすごく感情の変化を感じてくださってます。
喉周りもすごく緩むことにもつながるので声も出しやすく、みなさん「声がめっちゃ出る」「なんかわからへんけどワクワクする」「私ってこんなに明るい人間だったんですね」なんておっしゃる方まで。
みなさん、本当に表情が緩んで顔がすっごく優しくなって可愛くなるんです。本当に。
きゅっと上がった口角に、細い首に白い綺麗なお肌。
肌を徹底的に変えてくれるものでもあると確信します。
そして内臓の矯正にもなってしまうのがすごいところ。
私のお客さまで、緊張や不安があるとお腹が痛くなって下痢になってしまうから、気を使う会社の会食もいつも薬が手放せないとおっしゃる方がいます。
ディプレオパシー®︎をするとなんとならなくなったのです。
すごくないですか?
ディプレオパシー®︎は自律神経を整えて、美しさを加速してくれる。
そして疲れ切ってもうとりあえずサロンでゆっくりしたい。
そんな方にもいいですね。
婦人科系の臓器とも深い関わりがあるので、婦人科系のお悩みも改善する方もすごく多いですね。
このあたりはまたの機会に話そうかな。
自律神経だけでなくホルモンバランスまで整えていける。
今は特にフェムケアが流行っていますが、女性の婦人科系のケアは流行りではなくずっと必要なケアです。
勝山式美容矯正を受けている私のお客さまはほとんど婦人科系のお悩みがありません。
しっかりとした知識と理論に基づいた手技を提供できているからこそだと思います。
ちなみに私はディプレオパシー®︎を受けるようになり生理周期が若かりし頃に戻り、予定日ぴったりにくるようにもなったし生理前になると荒れやすかったお肌が安定して、ここ数ヶ月毎回驚いています。
ディプレオパシー®︎に、手根骨アームラインを修得済みの方は合わせて行うと感情の排出や姿勢の改善に最高の結果が出ると思います!
この辺もまたお話させてくださいね!
ともかく伝えたいのはディプレオパシー®︎を学び取り入れると勝山式美容矯正の効果やレベルも格段にアップしているのを感じているということ。
これは私だけじゃなく、お客さまからもおっしゃっていただいています。
「過去一顔が小さいです」と嬉しい悲鳴が鳴り止みません。
何年も前からあるカリキュラムですが、現代人には必須なのかもしれません。
それを肌で毎日のように感じています。
この感動と興奮味わいませんか?
野町瞳美