12月は腎臓機能低下と関係する顔面の歪みと肌質の劣化がおこります。
まず、左腎臓の機能低下は膀胱に近いところでの尿管の異常と神経シナプスの異常や、筋肉中のグア二ジン毒の増加による筋痙攣の原因となり、顎関節の歪みを引き起こすことになります。
これらの原因として常に起こっているのは、肝臓周辺の側副循環を通しての門脈血の逆圧によるもので腎臓のネフロン、糸球体機能異常が起こります。
さらに左頭頂葉からの脂肪層調節センサーの機能が低下し腎臓の位置を保つための脂肪量を維持できず腎臓下垂等が起こることになります。
また、この側の機能低下は頚部の胸鎖乳突筋の胸腺反射部位の固有受容器を破損してしまいます。
このことは、この胸腺酵素分泌を検知している下顎下部の広頸筋の知覚繊維と、その情報をうける脳の後頭葉での間での情報伝達がうまくゆかなくなる原因となります。
このここで重要なのは、この機能異常は、人体の再生に必要な酵素分泌の低下により全身細胞の委縮が起こるということです。
さらに、胸骨の剣状突起部での固有受容器の破損が引き起こされることで
リンパ循環中の脳脊髄液の量をコントロールし、第三脳室の脈絡叢での脳脊髄液分泌を検知している脳の左頭頂葉への情報伝達に障害が起きてしまいます。
また、この部位は腹直筋部の白線を通して腎臓部に知覚繊維が送られており、
腎臓の糸球体でのグア二ジン毒除去の機能をコントロールするために、この情報を左頭頂葉に送る中継点でもあります。
これに関連して、この上位肋骨での固有受容器はリンパ系の炭水化物濃度や肝臓からのグリコーゲン放出量を検出し、さらにピルビン酸からクエン酸への変動を感知している部位でもあります。
この情報が脳の左前頭葉に伝送されなくなると結果として、体のエネルギーが低下することになります。
右腎臓に関係する固有受容器破損では、
これらに付け加えて腹部大動脈神経叢で分泌されるインターフェロンの量を調節するために、胸壁の浅リンパ管を経由して脳の右後頭葉へ、正しい痛みの疼痛閾値情報を十分に伝達できなくなります。
また、関係する脊柱での固有受容器の破損は脊柱起立筋の知覚繊維を通じて
筋肉中のグルコースの代謝による処理情報を脳の右頭頂葉中部に伝送できなくなリ、その結果として体にひどい疲労感が引き起こされことになります。
また、内臓神経叢で分泌される、エンドルフィン濃度を調整している脳の右後頭葉への情報伝達もうまくゆかなくなります。
そして、頚部での左胸鎖乳突筋の関係ゾーンの固有受容器の破損を招き
膵臓からのインシュリン分泌増加と肝臓からのグリコーゲン放出減少を招いてしまうと云うことになる訳です。
また、この近位の頚部での固有受容器の破損も同時に起こり、
二酸化炭素の血中濃度を検出している頸動脈に影響してしまい、右頭頂葉内の呼吸中枢コントロールに情報伝達され、結果としてしまいに、息切れを起こしてしまいます。
また、顔面部の骨と筋への影響は腎臓部位と関係する大腰筋周囲の筋膜構造の影響によるものが大きく関係しています。
そもそも、顔面の筋肉と神経、血管、骨は常に体の中心を支持する筋膜の連結と結合により、その構造を形成維持されています。
特に、顔面筋膜の緊張力とバランスは足の親指の裏についている筋肉(長拇指屈筋)と
足底の各骨についていて足の内果(内くるぶし)に行く筋肉(長趾屈筋)を包む筋膜と
足根骨の裏についている筋肉(後脛骨筋)を包む筋膜からの延長であります。
健康・美容を問わず、ここで、このことを強く強調しておかなければなりません。
ここから、連続的に繋がる筋膜が、膝の裏へ行き、内股の内転筋を包み
さらに骨盤底から腸骨窩に進み腎臓に関係する大腰筋を包み腰椎前面を上方に上ります。
ここから胸郭内に入り横隔膜を包み胸骨柄の内側から胸郭上口を出て
斜角筋筋膜、気管前筋膜から舌骨へそして口腔底の筋膜から下顎骨部の咀嚼筋を包み
この筋膜から顔面骨筋膜に筋膜が連結結合することになります。
このルートでの上下左右の筋膜張力が、実は顔面筋膜の張りとたるみに深いかかわりがあるのです。
したがって、顔のケアーは顔面部のみでの様々な手技ケアーだけでは、筋膜解剖学的に考えると、一時的な効果か、もしくは、ほとんど効果を維持できるものでは、ないということになります。
さらに、顎周辺の張りは口腔底の支持構造(オトガイ舌骨筋と顎舌骨筋)の筋膜張力により維持されており、
この構造を支えているのは、
実は骨盤底部での尾骨恥骨筋と尾骨腸骨筋で形成される骨盤底の筋膜支持張力によるものであります。
したがって、足から連続的に腎臓に関係する大腰筋筋膜を通じて
顔に向かって体内内容物の活動の動きや衝撃が常に顔面筋膜に伝達されていることになります。
すなわち、顔面の皮膚の構造のである、表皮・真皮・皮下組織はその下でそれを支える筋膜の張力に大きく影響される訳です。
また、真皮・表皮での神経受容器は脳脊髄液のエネルギーにより活動しており
角質での保湿機能やバリア機能を含む顔面皮膚各層での全ての代謝活動は
,当然のことながら翼突筋静脈叢と海面静脈洞及び内頸静脈への還流機能のみならず、
頭蓋内脳圧変動に伴う、頭蓋骨縫合部の膨張と収縮の動きによる骨膜の伸長と収縮の振動、と導出静脈での頭蓋外膜からの頭蓋内への静脈血還流及び足底から胸郭内と下顎前部に繋がる筋膜張力の影響を受けることになります。
、このように、顔面部の組織は遠く離れた足や骨盤部での筋膜歪みの結果を受けてしまい
その結果表れた代償作用としての顔面筋膜の歪みによる、シリンダー構造の変化に影響されることになります。
この時期の外気による影響とは別に、
腎臓の機能低下で起こる、血中の有害物質により肌は荒れ、乾燥し
そして、皮膚は浮腫み表面が光沢のない、くすんだものになってきます。
この臓器と関係する、感情障害としては左腎臓機能低下で無気力になり、右腎臓で物事の決断に対して躊躇と延引の精神状態になる傾向があるといえます。 . .